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Box Office : 8月11日~13日の全米映画ボックスオフィスBEST10の第9位


オスカー女優のブリー・ラーソンが、ベストセラーの回想録を原作として、主演をした実話映画「ガラスの城の子どもたち」が期待値に届かず、辛うじてBEST10入りを果たした苦戦の初登場第9位 ! !


第9位 (初) 「ガラスの城の子どもたち(1,500万ドル)

$4,875,000−(1,461館/$3,337)−$4,875,000

Featurette : ブリー・ラーソンが演じた主人公のコラムニストのジャネット・ウォールズ本人が登場して、映画を紹介してくれているプロモ・ビデオ ! !



RT支持率は評論家 49 % , 観客 77 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-

レビューの評価の賛否が分かれてしまった…というのが、映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での低い支持率につながってしまった…というのが、やや致命的な要因だったのかもしれませんが、原作が大変に知られているベストセラー小説であることや、「部屋」(2015年)のオスカー女優のブリー・ラーソンが、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツの演技巧者らと共演という見どころのセールス・ポイントもあるだけに、もっと上位にランクインしてもおかしくはなさそうだった「ガラスの城の子どもたち」の初登場の順位は、かろうじてBEST10に入ることができたような印象の第9位となっています…。しかしながら…、


BEST10に入ってる作品のうちで最も少ない1,461館で公開された「ガラスの城の子どもたち」の1館あたりの売り上げは約3,337ドルですから、アベレージの売り上げでは第2位「ダンケルク」の約3,032ドルを抜いているため、実質的には新作映画として、それなりの客足を集めることはできたものと見なせそうです。

また、出口調査の評価は、A- の高めのスコアがつけられていますから、この映画を観たいと思って、映画観に足を運んだ観客の多くは満足をして帰っていることになります…!!


よって、ブリーが出世作の「ショート・ターム12」(2013年)のデスティン・ダニエル・クレットン監督と再びコンビを組んだ「ガラスの城の子どもたち」は、プロモーション次第によっては、もっとヒットしたのかもしれませんが、そもそも地味な作品だけに、大きな期待をかけずに分相応の封切り方をすることにしたらしいライオンズゲートとしては、まぁ、それなりの結果だと言えるのかもしれません…。

あとは封切りの興業で高評価をしてくれた観客の口コミが拡がって、原作を知らない人にまで伝わることを期待して、祈る…といったことになりそうですね。

Movie Clip








B-Roll : 「ガラスの城の子どもたち」の撮影風景のメイキング・ビデオ ! !



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