Header Ads

DC Films Go Distance Away From The DCEU : クリス・ノーラン監督の名前を売りにした「マン・オブ・スティール」が失敗するのはわかっていた ! !、ワーナー・DC のコミックヒーロー映画の仕掛け人たちが、驚きの新しい方針について語ってくれた ! !



DC のヒーロー映画の仕掛け人たちが、マーベルを真似したシネマティック・ユニバースを展開しなくてもよいことに気づきました!!


ジェフは、その点について、まったく指摘をしたんです。でも、重役たちは、彼の考えに耳を貸しませんでした…。

…とのことで、そのワーナー・ブラザースの当の重役のひとりであると同時に、DC・エンタテインメントの代表に就任しているダイアン・ネルソン女史によれば、DC コミックス代表のジェフ・ジョンズが、クリス・ノーラン監督とデヴィッド・S・ゴイヤーが手がけた「マン・オブ・スティール」(2013年)の脚本を一読するなり、スーパーマン映画らしい軽快さや、明るいユーモアを欠いているのに加えて…、


キャラクターも存分に描けていないことに気づき、同映画の製作関係者に対し、そうした問題点を持ち出したそうですが、当時のワーナーの経営陣は、" あの「ザ・ダークナイト」トリロジーのクリス・ノーラン監督が製作総指揮を…!! " と、クリス監督の名前さえ持ち出せば、それで大ヒットすると思っていたのか、ダークなスーパーマン映画はウケないよ!!という DC コミックスのエキスパートの意見を無視してしまったそうです!!


その結果として、「マン・オブ・スティール」が案の定、観客に忌み嫌われたというのに、同映画から続けて、ザック・スナイダー監督を起用し、ダーク路線を継続した「バットマン V スーパーマン」(2016年)が当然、失敗へと到る一方、ジェフが関わっていた DC コミックスのテレビのヒーロー・シリーズはと言えば、どれも好評を博し、「スーパーガール」の人気が空に舞い上がったことなどから、ワーナー・ブラザースはようやく、餅は餅屋に…と気づいて、ジェフをシネマティック・ユニバースの仕掛け人に据えることにした次第ですが…、


そのジェフ・ジョンズとダイアン・ネルソン女史にインタビューをした Vulture のエブラハム・リースマンの記述によれば…、

彼らはけして、連続シリーズものとしての映画を作る考えを諦めきったわけではないが、すべての映画が同じ場所に存在しなければならないという点においては、それを重視することをやめたいと思っている…。

…とのことで、その彼らのうちのひとりのジェフ本人のコメントによると…、

この映画の内容が、別のあの映画についてのことだなんて、いけないんだ。

…と、シネマティック・ユニバースと銘打ち、映画同士をつなげることには、ともすれば無理が生じることをほのめかしたジェフは…、

例えば、「ジャスティス・リーグ」のような作品では、キャラクターたちを一緒にして、お互いをつなげるにしても、例えば、「アクアマン」であれば、ぼくたちが目指すべきゴールは、その他のすべての映画と強引に結びつけることではないんだ。


…だそうで、そのジェフの言葉をより具体的に述べてくれたダイアンは…、

私たちの意図としては、それぞれの映画が、まったくテンデバラバラに枝分かれをして、もはや、シネマティック・ユニバースが無意味になってしまわない程度には連続性を持たせたいとは思っています。しかし、それはけして、全体を丸め込む包括的なストーリーを無理強いすることや、世界観を相互にリンクさせることではないんです。

…と、つまり、ライバルのディズニーのマーベルのコミックヒーロー映画が、それぞれ1本ごとに独自のストーリーを描きながらも、それと同時に大きな筋書きをリレーしていく…という連続性にこだわって、シネマティック・ユニバースを形成しているのに対して、今後の DC・シネマティック・ユニバースは、けして、各映画同士がつながって、物語が連続しなくてもよい…という頑なな " シネマティック・ユニバース " へのこだわりを捨てた自由な方針を採ることにしたようです…!!、そして、ダイアンは…、


これから先の DC 映画をご覧になれば、シネマティック・ユニバースは、確かにひとつの世界だとはわかって頂けると思います。ただ、それぞれの映画は、それぞれの映画の作り手たちが心を込めて仕上げる作品なんです。

…だそうですから、ディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースは、実際の映画の作り手よりも、全体の舵をとる仕掛け人のケヴィン・ファイギの考えが優先される…というプロデューサー主義であるのに対して、ワーナー・DC はあくまでも、映画の作り手の監督たちの作家性を尊重した監督主義を貫く…という考えのようですから、アッサリとひと言で言いかえれば、シネマティック・ユニバースがどうこうよりも、それぞれのコミックヒーロー映画が単独の作品として、おもしろければ、それでよい!!という結論に、ワーナー・ブラザースはたどり着いたのかもしれません。


このワーナー・ブラザースの方針転換の背景には、まったく異なる時代と場所が舞台だっただけに、「マン・オブ・スティール」、「バットマン V スーパーマン」、そして、悪のコミックヒーロー映画の「スーサイド・スクワッド」(2016年)とストーリーがつながっているわけではなかった「ワンダーウーマン」が、言うなれば " 単独の映画 " として、猛烈に大ヒットをし、また、ザック・スナイダー監督の路線を引き継がせるのではなく、パティ・ジェンキンス監督の女性の感性で自由に作らせたほうがよかった!!という結果を踏まえての反省があるらしいことは明らかなように思われますが、このシネマティック・ユニバースはもう、けして、連続モノでなくてもかまわない…という方針を踏まえると、「スーサイド・スクワッド」のザ・ジョーカー=ジャレッド・レトは別に、新たに俳優を起用して、ザ・ジョーカーが単独で主人公の映画を作ろうという企画が飛び出した根拠も理解できたかもしれません。

Related: The Joker Origin Story :「ザ・ジョーカー」の狂気の悪役はレオナルド・ディカプリオ ! !、マーティン・スコセッシ監督との名コンビで、ついにコミックヒーロー映画に参戦 ! ! とマスコミで報じられて、世間をアッと言わせたいとワーナー・ブラザースが夢見ていることが伝えられた ! ! - CIA Movie News


さて、これからのワーナー・DC のコミックヒーロー映画はどう生まれ変わっていくのか?!、HeartHeroicsHumanityHumor という4つの " H "、つまり、思いやり、勇敢、人道的、そして、ユーモアをキーワードに掲げることにしたと言う DC・シネマティック・ユニバースの続報をお楽しみに…!!


Powered by Blogger.