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Quentin Tarantino’s #9 Movie : タランティーノ監督の引退直前作「#9」を赤字覚悟で製作・配給する新しいパートナーの映画スタジオが決定 ! !



#9」は、9本めの監督作だからという理由で、仮りにそう呼ぶことに決めたらしいワーキング・タイトルです、本当の映画の題名ではありません!!


今週半ばの水曜日(11月15日)にお伝えしたクエンティン・タランティーノ監督の最新作の権利をめぐる争奪戦の結果の続報です!!

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タランティーノ映画の新たな仕掛け人として、「ハリポタ」シリーズの大ヒットで知られるプロデューサーのデヴィッド・ハイマンが就任をし、コンビを組む運びになっただけに、ワーナー・ブラザースに決まるのか?!と思っていましたが、最終候補のワーナー、ソニー、パラマウントの3社のうち、ソニピが「#9」の全世界での権利を取得することが、現地のカルバーシティで昨日の木曜日のヨルに決まりました!!


" 1969年 " という時代をテーマにして、カルト集団のマンソン・ファミリーによる女優シャロン・テートの惨殺事件などを題材として盛り込む「#9」を、クエンティン・タランティーノ監督がどうして、ソニーに託すことにしたのか?!という理由は、全世界のトータルで約4億2,357万ドルを稼ぎ出し、同監督史上最大の №1 ヒットを達成した「ジャンゴ・アンチェインド」に出資をし、国際配給を手がけてくれたのが、ソニピだった!!という実績が決め手だったそうです!!


そのレオナルド・ディカプリオの悪役ぶりが大きな話題になって、ヒットにした西部劇と同様に、タランティーノ監督は「#9」で再び、レオを登場させることを希望していますから、ソニピが製作・配給をするというのは確かに納得できそうですが、しかし、タランティーノ監督は、さらに「イングロリアス・バスターズ」(2009年)のアルド・レイン中尉、つまり、ブラッド・ピットどころか、トム・クルーズや、ジェンに加えて、人気のハーレー・クインのマーゴット・ロビーまで参戦させたい!!と考えています!!

よって、そのスーパー・オールスター・キャスト希望!!の「#9」は、製作費が1億ドルに近い高額に膨れ上がる見込みであることから、THR のタチアナ・シーゲルによれば、赤字を出さないためには少なくとも全世界のトータルの興行成績が、3億7,500万ドルには達しなければならないだろう…とのことです。


そのビジネスの試算を踏まえると、製作費が同様に約1億ドルの高額だった「ジャンゴ・アンチェインド」を、4億ドル以上のヒットに導いたソニピに対して、タランティーノ監督が「#9」の宣伝と配給を任せることにしたのは、もはや当然のような気さえしてしまいますが、しかし、同監督の2番めのヒット作の「イングロリアス・バスターズ」の全世界の売り上げは約3億2,150万ドルでした…。

となれば、これまでに8本の映画(「キル・ビル」は「Vol.1」と「Vol.2」を足して、1本と監督は考えています)を作った結果のうち、「#9」の最低目標の 3億7,500万ドルを達成できたのは、たったの1回だけですから、確率的にはソニピは赤字を抱えるリスクの可能性の方が高い賭けだ…ということになります!!

© Sony Pictures

しかし、まぁ、現時点では " 1969年 " を描く「#9」の具体的な筋書きは明らかにされていませんし、本当にレオや、ブラッド・ピットトム・クルーズジェンハーレー・クインらが揃って、登場するのか?!も、今後の進展次第ですから、ひとまず、ソニーが製作費を出資して、映画は作られることになった!!ということだけ、今日はよろこんでおきましょう…!!


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