Adrift : 太平洋上を約41日間も大破したヨットで漂流した海難事故の実話を、シェイリーン・ウッドリーとサム・クラフリンの共演で映画化したサバイバル・ロマンスの最新作「アドリフト」の予告編を初公開 ! !

「ザ・スペクタキュラー・ナウ」と「ダイバージェント」シリーズで共演したマイルズ・テラーが当初は、漂流のお相手をつとめるはずでした！！


それが最終的に、安楽死を題材にして、観客の涙を誘ったヒット作「ミー・ビフォア・ユー」（2016年）のサム・クラフリンになったことで、恋愛映画色が強まったかな？！と思われる「アドリフト」の予告編を、配給の STX フィルムズが初公開してくれたので、チェックしておいてください…！！

Trailer : Adrift

1983年当時に若干23歳だったタミ・オールダム・アシュクラフトさんが、婚約者のリチャード・シャープさんと一緒に、南太平洋のタヒチからアメリカの故郷サンディエゴまで、ヨットのハザナ号を海走する仕事を引き受け、ラブラブの航海に出発するのですが…、

ふたりが海に出て、3週間近くが過ぎた同年10月12日に、大型のハリケーンに遭遇し、ヨットが大破したばかりか、リチャードさんは荒れた海に放り出されて、帰らぬ人に…。そんな絶体絶命の状況と、愛する人を失った絶望に打ちのめされながらも、女性ひとりで約41日間の漂流を生き延びたタミさんはハワイのヒロにたどり着き、生還を果たしました…！！

…というのが、この「アドリフト」の原作になっている回想録「レッド・スカイ・イン・モーニング（Red Sky In Mourning）」で、著者のタミさん自身が綴ってくれた実話のあらましですが、しかし…、

若年の映画ファンには、マーベルの悪役として知られる名優のロバート・レッドフォードが文字通りに単独主演をつとめ、ひとりで海を漂流した「オール・イズ・ロスト」（2013年）が、まるでヒットしなかったのに対して、ケイト・ウィンスレットとイドリス・エルバを起用して、サバイバル映画に恋愛の要素を含めた「ザ・マウンテン・ビトゥウィーン・アス」（2017年）は、想定にそった集客を果すことができましたから…、

それらの実績に加えて、ハンサムなサム・クラフリンが身動きできず、女性の世話になる…という設定は、前述の「ミー・ビフォア・ユー」に相通じることになるので、映画の中のリチャードさんは、いきなり海に流されることなく、一命を取りとめて、一緒に漂流の苦労を味わうことになったんでしょうか…？！

海の事故を描いた「ザ・ディープ」（2012年）から一転して、山の事故の「エベレスト」（2015年）を作ったかと思えば、また、海に帰って来たのか…と苦笑する映画ファンの方もいそうなサバイバル映画が大好き？！のバルタザル・コルマキュル監督の最新作「アドリフト」は、今夏の話題作の1本として、6月1日から全米公開！！、映画館の興行の " 航海 " では、漂流しなければ、よいのですが…！！

© STXfilms

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