On the Basis of Sex :「ローグ・ワン」のフェリシティ・ジョーンズが、アメリカ最高裁判所判事のルース・ギンズバーグに扮し、法律を武器にして戦うヒロインの誕生の物語を演じた伝記映画の話題作「オン・ザ・ベイシス・オブ・セックス」の予告編を初公開 ! !
「デッドプール 2」のマーク・ウィズ・ア・マウスが、X-Force のメンバーに加えることを検討していた現実の戦うヒロインが主人公の映画です!!
「シックス・センス」(1999年)の大ヒットで一躍、注目を集めた子役ハーレイ・ジョエル・オスメントくん(現在30歳)を早速、主演に起用した「ペイ・イット・フォワード」が封切られたのは、2000年でしたし、モーガン・フリーマン主演のDVDスルー映画「シック・アズ・スィーヴズ」は、2009年リリースでしたから…、
Trailer : On the Basis of Sex
テレビ界の名匠のミミ・レダー監督が映画のメガホンをとったのは、9年ぶりどころか、劇場公開作品としては、実に18年ぶりになってしまう最新作「オン・ザ・ベイシス・オブ・セックス」の予告編を、配給のフォーカス・フィーチャーズが初公開してくれました…!!
アメリカの現職の最高裁判所の判事としては最高齢の85歳のルース・ベイダー・ギンズバーグ女史は、1933年にニューヨークで生まれて、ハーバード大学とコロンビア大学で法律を学んだのち、教職を経て、70年代に弁護士として、女性の人権をめぐって、数々の裁判で戦い、今日の男女同権への道を切り拓いたことから伝説的な存在になっている女性です…!!
今年2018年1月のサンダンス映画祭でのプレミア上映で高評価を博したドキュメンタリー映画「RBG」が、北米では先々月の5月に封切られて、にわかにルース・ベイダー・ギンズバーグ女史に注目が寄せられているのは…、
Trailer : RBG
現在の女性主権社会への切り替わりの渦中において、あらためて実績が評価された最高裁判所の判事が、1993年に時のビル・クリントン大統領に任命されてから、祝25周年!!という四半世紀の節目を迎えたからですが…、
ミミ・レダー監督によれば、そうしたルース・ギンズバーグ女史の生き様をあたかもコミックヒーロー映画で活躍する戦うヒロインの誕生の物語のように描いたそうなので、同監督が「ザ・ピースメーカー」(1997年)や、「ディープ・インパクト」(1998年)といった第1級の娯楽映画の作り手だったことを踏まえると、法律や人権といった難しいテーマからイメージするのとは違って、意外にわかりやすいエンタテインメントな作品に仕上がっているのかも…?!
「ザ・セオリー・オブ・エブリスィング」(2014年)では果たせなかったオスカー獲りに向けて、チャレンジに動いたように観受けられるフェリシティ・ジョーンズが、「ロッキー」シリーズのスタローン隊長、つまり、不屈の闘魂のロッキー・バルボアのイメージをヒロイン像に重ねたらしい「オン・ザ・ベイシス・オブ・セックス」は、今年末12月25日に全米メリー・クリスマス・ロードショー!!
© Focus Features
女性の人権のために戦う妻を支えた同じく法律家の夫の故マーティンさん(2010年没)を演じてくれたのは、「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム」(2017年)が絶賛を博したアーミー・ハマー。その他の共演者として、ミミ・レダー監督のテレビシリーズの代表作「ザ・レフトオーバーズ」に主演したジャスティン・セロー、オスカー女優のキャシー・ベイツ(「ミザリー」1990年)らに加えて、「パシフィック・リム・アップライジング」(2018年)のケイリー・スペニーちゃんが、フェリシティ・ジョーンズの娘役として登場しています!!、なお、この映画の取材バッチリの脚本を執筆したのは、ルース・ベイダー・ギンズバーグ女史の甥っ子である新人のダニエル・スティープルマンだけに、おばさん本人もチラとカメオ出演していることも話題となっています…!!