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Box Office : 8月3日~5日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第8位


「X-Men」シリーズの20世紀FOXが、その自社のドル箱映画を自らパクったみたいな「X-Men」風のSFスリラーの青春映画「ザ・ダーケスト・マインズ」が、今年2018年サイテーの封切り成績を更新し、ワースト№1の新記録を達成した惨敗の即死 ! !


第8位 (初) 「ザ・ダーケスト・マインズ(3,400万ドル)

$5,800,000−(3,127館/$1,855)−$5,800,000

Featurette :「ザ・ダーケスト・マインズ」の主人公の4人が持っているパワーを紹介したプロモ・ビデオ ! !


RT支持率は評論家 18 % , 観客 82 % / Metacritic スコア 38 / 出口調査の CinemaScore B

大ヒットを狙って、3,000館以上の拡大公開で封切られたのに…という条件が、あくまでも前提となりますが、今年2018年に全米公開された新作映画のうち、これまで最も悲惨な沈没だったのは、サマームービーの勝負映画?!として、グローバル・ロード・エンタテインメントが、5月第3週めの週末の5月18日に、3,212館で公開したウィル・アーネット主演の犬映画「ショー・ドッグス」が記録してしまった約603万4,770ドルでしたが…、


「カンフー・パンダ」シリーズで知られるアニメ界のヒット・メーカー、ジェニファー・ユー・ネルソン監督が初めて、実写映画の演出に挑んだ「ザ・ダーケスト・マインズ」が、3,127館の規模での公開にもかかわらず、たったの約580万ドルしか稼ぐことが出来なかったため、今年2018年の封切り成績のワースト記録を更新し、新たにサイテー沈没映画の第1位に沈むことになりました…!!


それにしても、原作の小説シリーズは、2012年のデビューから現在までに計5冊が出版されている人気なわけですし、「エブリスィング、エブリスィング」(2017年)が思いがけないヒットになったアマンドラ・ステンバーグちゃんを主演に起用したことも踏まえると、せめて、1,000万ドル台の金額は稼げそうなのに、どうして、今年サイテーの沈没なのか…?!という理由が当然のように気になってしまいますが…、


やはり、2012年に始まって、3年後の2015年に完結したジェン主演の「ザ・ハンガー・ゲームズ」シリーズに代表されるようなYA小説の映画化のディストピアものは、もう飽きられ切ってしまったこと…、また、「X-Men」に似ていると言っても、同シリーズも飽きられ始め、デッドプールやウルヴァリンといった特定のキャラクターの人気に依存するしかなくなった…という状況も窺えるわけですから…、

Movie Clip:「スター・ウォーズ」のキャプテン・ファズマのグェンドリン・クリスティーが演じる悪役のジェーンの追跡をかわす本編シーンのアクション・クリップ ! !


主人公の若者たちがミュータントの力を持っているとは言え、変身したり、コスチュームを身に着けるわけでもない「ザ・ダーケスト・マインズ」が、オタク映画ファンの興味や関心を集めるのは難しかったのではないでしょうか…?!、よって、FOX としては、あわよくば、今年はじめに完結した「ザ・メイズ・ランナー」シリーズに取って代わるものになれば…という期待もあったはずですが、封切りと同時に即死と言える結果となってしまいました…!!


せめて、似たようなタイプの映画として、超能力を授かった若者の悲劇を描いた「クロニクル」(2012年)のように、いわゆる低予算の約1,200万ドルで仕上げられていれば、よかったのですが、「ザ・ダーケスト・マインズ」は、約3,400万ドルも費やしてしまっています…!!、「クロニクル」も FOX の配給でしょ!!というツッコミを入れたに違いない CIA リーダーの方が、きっといるに違いないことを踏まえると、「カンフー・パンダ」の監督の作品とは言え、もっと慎重になっても、よかったのかもしれません…?!


B-Roll :「ザ・ダーケスト・マインズ」の撮影の様子を紹介したメイキング・ビデオ ! !


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