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Box Office : 8月31日~9月2日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第5位


アジア系のロマコメに続けて、アジア系スリラー映画もヒット ! !、「スター・トレック」のジョン・チョーが演じるお父さんが、失踪した娘の謎を追って、ネットとリアルの境い目に糸口を見つけようとする「サーチング」が期待を超えた動員の第5位 ! !


第5位 (22) 「サーチング(???ドル)

$5,700,000−(1,207館/$4,722)−$6,208,480

Trailer : Searching


RT支持率は評論家 91 % , 観客 86 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore A

かつての日本のテレビ放送では、“ ミスター・カトー ” という日本名で呼ばれていた “ ヒカル・スールー ” の役を、「スター・トレック」の映画シリーズで演じている韓国系アメリカ人のジョン・チョーを主演に起用したスリラー映画「サーチング」を全米公開したソニピが、週末3日間の売り上げとして、約570万ドルの金額を発表してくれました…!!


週末の売り上げが1,000万ドル台におよばない約570万ドルなんて、とてもヒットとは言えないのでは?!と指摘をされそうですが、北米で明日の月曜日=9月3日は、レイバー・デー(労働者の日)の祝日ですから、ふだんの週末より休みが1日多いロング・ウィークエンドだけに、週末の連休は終わっておらず、数字は明日にかけて、さらに伸びていく可能性をはらんでいること。そして…、


スクリーンの数が通常の全米公開の3分の1ぐらいの規模と言えそうな1,207館での上映であり、1館あたりの平均売り上げに着目すると、第1位の「クレイジー・リッチ・アジアンズ」=約5,753ドルに次いで、2番めに大きな金額の約4,722ドルを稼いでいます…!!


よって、上映規模が小さいため、第5位に位置づけられたものの、実質的には今週の第2位か!!と言えそうな「サーチング」は従来であれば、集客力は期待できないと考えられていたアジア系の俳優の主演作であることを踏まえても、ヒット!!と呼ぶに値する活躍をしてくれていることになりますが、その成功の理由としては…、


人気の「クレイジー・リッチ・アジアンズ」と足並みをあわせて、公開したタイミングが功を奏したのも、さることながら、先週末のわずか9館だけの限定公開での封切りにおいて、1館あたりで約4万3,197ドルを稼ぐ大ヒット!!になったばかりか、出口調査では、ほぼ最高の “ A ” のスコアを獲得したことによって、好評の口コミが拡散した映画の実力が導いた勝利として考えることができそうです…!!

International Trailer : Searching


ピアノのレッスン代として与えた2,500ドル=約27万7,650円を本来の目的に使わず、どうやら、そのお金を持って、姿を消してしまった16歳の娘マーゴ=新人のテレビ女優、ミシェル・ラは、いったい、どのような事情を抱えていたのか?!


マーゴが残したノート・パソコンに保存されたデータやネット利用の痕跡から、娘の行方をデジタルに追い、謎解きに取り組む父デヴィッド=ジョン・チョーの悪戦苦闘を、パソコンやスマホの画面を使って…、


巧みに描き出したのは、ショート・フィルムで築いた実績をもとに、初めての長編映画に挑んだ新人のアニーシュ・チャガンティ監督。そして、自分も子を持つ母であることから…、


デヴィッドに親身な姿勢を見せて、事件の解決に取り組む女刑事のヴィックの役を、シットコム「ウィル & グレイス」で知られるデブラ・メッシングが演じてくれています…!!



© Sony Pictures


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