Box Office : 8月31日～9月2日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第4位

オスカー・アイザック率いるイスラエル諜報部のモサドが、南米に潜伏した戦犯の元ナチス将校の捕獲に挑んだ実話映画のスリラー「オペレーション・フィナーレ」が、やや苦戦の初登場第4位 ! !

第4位 (初) 「オペレーション・フィナーレ」(2,400万ドル)

$6,000,000−(1,818館/$3,300)−$7,727,095

Trailer : Operation Finale

★RT支持率は評論家 62 % , 観客 76 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore A-

名優トポルが実在したイスラエルの諜報部員、故ピーター・マルキン（2005年没）の役を演じた「ザ・ハウス・オン・ガリバルディ・ストリート（ナチ・ハンター）」（1979年）が描いた元ネタの実話の再映画化という言い方もできる「オペレーション・フィナーレ」を製作・配給する MGM が…、

週末3日間の売り上げの見込みとして、約600万ドルの金額を発表してくれました！！、封切り初日の水曜日（8月29日）からの5日間の売り上げとしては、約773万ドルを稼いだことになる実話映画は、北米で明日の週明け月曜日（9月3日）のレイバー・デー（労働者の日）の祝日を含めた6日間のうちに、1,000万ドル以上を集めるはずが、現状のペースでは期待以下の約950万ドル前後にとどまることになりそうです…。

出口調査の評価では “ A- ” のスコアを与えられて、好評のクリス・ワイツ監督（「ライラの冒険大赤字の羅針盤」2007年）の約7年ぶりの新作は、ニューヨークやロサンゼルスといった都市部では活気づいているものの、物語の題材が古いこともあり、地方では動員が伸び悩んだことにより、やや苦戦の事態におちいってしまったようです…。

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よって、映画の出来そのものは、観客に認められているだけに、口コミによる客足の持続に期待して、ロングランを願うことになりそうですね…。

Movie Clip : 南米のアルゼンチンに潜伏しているアウシュヴィッツの強制収容所の元所長、故アドルフ・アイヒマン（1962年に死刑）を単に暗殺するのではなく、捕まえて、尋問し、本人だと確認したうえで、イスラエルまで極秘裏に連行し、裁判にかける…という厄介な任務を、オスカー・アイザックのピーター・マルキンが了解するシーン！！