Miss Bala : あの「トワイライト」のキャサリン・ハードウィック監督が、ジーナ・ロドリゲスを主演に起用して、メキシコ発のアクション・スリラー映画の傑作をリメイクした「ミス・バラ」の予告編を初公開 ! !
題名の「バラ」はトゲのある花ではなく、鉄砲の弾を意味するスペイン語ですから、「ミス・銃弾」という戦うヒロインにふさわしい肩書きとなっています!!
Trailer : Miss Bala
冒頭のメキシコを舞台にした「死者の日」のパレードのシーンで、ダニエル・クレイグのお相手をつとめただけのチョイ役でしたが、007シリーズ第24作め「スペクター」(2015年)のボンドガールとして、ステファニー・シグマンが起用されることになったキッカケの同名メキシコ映画(2011年)をリメイクしたハリウッド版の「ミス・バラ」の予告編を、配給のソニピが初公開してくれました…!!
アレックス・ガーランド監督に起用されて、ナタリー・ポートマンやテッサ・トンプソンと共演したSF映画「アナイアレイション」が、今春の全米公開で話題になったジーナ・ロドリゲスが、エンタテインメント・ウィークリーのサマンサ・ハイフィルの取材に応じたコメントによれば…、
私はずっと、死ぬほどアクション映画をやりたかった!!、でも、それは難しいことだった。
…とのことで、プエルトリコ系の両親のもとに生まれた彼女は、自分の肌の色の事情から、けして、多くの機会に恵まれることはない…と諦めかけていたようですが、実に出演者とスタッフの95%がラテン系!!という彼女にとっては革命的なハリウッド映画作りに、ソニピが乗り出してくれたことで実現した念願のアクション映画の単独主演作「ミス・銃弾」は…、
両親を亡くした傷心のグロリア=ジーナ・ロドリゲスは、親友のスーズ(クリスティーナ・ロドロ)の計らいで、メキシコのティフアナに旅立ったのはよかったものの、ギャングの銃撃戦に巻き込まれ、殺しを目撃したことから、ふたりは拉致されてしまう…!!
…といった発端から、悪事の片棒を担がされるハメになったグロリアは、麻薬取締局に身柄をおさえられ、捜査に協力せざるを得なくなる一方で、もはや、自分にとって唯一の家族と言える親友を救うために、危険を承知で、あえて、より深く組織に潜入し、救出の機会を窺うことに…!!
「トワイライト」(2008年)はさておき、青春映画の名作「サーティーン」(2003年)と「ローズ・オブ・ドッグタウン」(2005年)で、映画ファンに支持されてるキャサリン・ハードウィック監督が本格的なアクション映画に取り組んだリメイク版「ミス・バラ」は、来年2019年春の2月1日から全米公開!!
Photo Credit: © Sony Pictures. All Rights Reserved.
共演者は、TVシリーズ「レイ・ドノヴァン」のイスマエル・クルス・コルドバ、アベンジャーズのファルコンのアンソニー・マッキー、そして、Netflix のコメディ映画「ウィン・イット・オール」(2017年)のアイスリン・デルベスが登場していますが、彼女はリメイク版「潮風のいたずら」のハリウッド映画「オーバーボード」(2018年)などで活躍しているメキシコの人気スター、ユーヘニオ・デルベスの娘です!!