The Possession of Hannah Grace : 悪魔ばらいの最中に息絶えた女性は本当に死んだのか ? !、遺体安置所を舞台にして、「プリティ・リトル・ライアーズ」のシェイ・ミッチェルが恐怖にさいなまれるホラー映画の最新作「ザ・ポゼッション・オブ・ハンナ・グレース」を緊急公開するソニピが、予告編を初公開 ! !

本来であれば、来年2019年夏の話題作だったはずが、ジェームズ・ガン監督の解雇のトバッチリを受けて、いきなり公開されるホラー映画です！！


ワーナー・ブラザースが堂々と「新・スーサイド・スクワッド」の企画を託したように、ハレンチと見なされた過去の Tweet や、ディズニーによる世間体をおもんばかった解雇など特に気にする必要もないのに、ジェームズ・ガン監督をめぐる一連の報道のほとぼりが冷めるのを待とう…と判断したソニピが…、

Trailer : The Possession of Hannah Grace

同監督が仕掛け人をつとめたことで期待大のホラー映画「ブライトバーン」が予定していた来月11月30日全米公開をキャンセルし、来年2019年夏の話題作として、5月24日に封切る先送りを決めたことから、そもそも、そのサマームービーの位置づけを与えられていたのに、いきなり、封切り日を交換されて、大きく前倒しのトバッチリを食らった「ザ・ポゼッション・オブ・ハンナ・グレース」が、緊急に初公開してくれた予告編です！！

「存在の耐えられない軽さ」（1988年）で知られるデレク・デ・リントが出演した「デイライト」（2013年）などを手がけたオランダ映画界のディーデリク・ヴァン・ローイェン監督を招き、TVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」で人気を博したシェイ・ミッチェルを主演に起用した「ザ・ポゼッション・オブ・ハンナ・グレース」は…、

遺体安置所で新たに夜勤の仕事を始めることになったヒロインのメーガンは、元警察官だけに死体には動じないはずだったが、しかし、悪魔祓いの最中に死んでしまった…とされるハンナ・グレースの無残な亡き骸が運び込まれたことから、だったら、悪魔祓いは終わっていなかっただけに、ハンナの体の中にはまだ悪魔が巣食っているのでは…？！という疑心暗鬼にかられてしまう…！！

…といった次第で、シェイ・ミッチェルのような美女が、どうして、遺体安置所の夜勤の仕事なんかするんだ？！、もっと彼女にふさわしい職を探すだろ！！というツッコミの声が聞こえてきそうな「ザ・ポゼッション・オブ・ハンナ・グレース」ですが、どうやら、ヒロインのメーガンは過去に薬物依存か何かの問題を抱えたことで、転職をするハメになり、人目をはばかる仕事を選んだ…

…という事情が背景にあるようですから、果たして、ハンナの中には、まだ悪魔がひそんでいるのか、いないのか…？！も、不安定なメーガンが抱いた妄想では…？！と、虚実をあいまいにしたような部分が、このホラー映画の面白みのひとつになっているようですね…！！

Photo Credit: © Sony Pictures. All Rights Reserved.

前述のように、もう来月の11月30日に全米公開されてしまう「ザ・ポゼッション・オブ・ハンナ・グレース」で、タイトルロールの死体のハンナを演じているのは、映画出演はこれが2作めのフロリダ出身の無名女優カービー・ジョンソン（「5150」2016年）、ハンナのお父さんの役を演じているのは、同じく悪魔祓い映画の「ザ・ラスト・エクソシズム」（2010年）でも、やっぱり、娘のアシュリー・ベルが悪魔にとり憑かれていたルイス・ハーサムですが、彼はテレビシリーズ「ウエスト・ワールド」のドロレス（エヴァン・レイチェル・ウッド）のお父さんだった人ですね…！！