Box Office : 11月23日~25日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位
ディズニーの人気アニメ映画の第2弾「ラルフ・ブレイクス・ジ・インターネット」が、ワンダーウーマンのガル・ガドットを声優に起用した話題作りも功を奏し、前作を超える成績を達成したばかりか、感謝祭興行史上2番めの大ヒットを叩き出した初登場第1位 ! !
第1位 (初) 「ラルフ・ ブレイクス・ジ・インターネット」(1億7,500万ドル)
$55,672,000−(4,017館/$13,859)−$84,472,000
Trailer : Ralph Breaks the Internet
★RT支持率は評論家 86 % , 観客 69 % / Metacritic スコア 71 / 出口調査の CinemaScore A-
もう6年も前になる2012年の11月はじめに公開された前作「レック・イット・ラルフ」から引き続き、メガホンをとったリッチ・ムーア監督が、その次に放ったヒット作「ズートピア」(2016年)でも組んだ間柄の脚本家フィル・ジョンストンを相棒の共同監督として迎えた第2弾「ラルフ・ブレイクス・ジ・インターネット」を封切ったディズニーが発表した週末3日間の売り上げのオープニング成績の見込みが約5,567万ドルだったことから…、
前作の同成績=約4,904万ドル(3,752館)を超えるノルマが無事に果たされたばかりか、封切り初日=サンクスギビング・デー前日の水曜日(11月21日)からの5日間を通した総売り上げとしては約8,447万ドルの巨額を稼いだことで…、
サンクスギビング興行の5日間の売り上げの歴代TOP 5 ! !
第1位 「フローズン」(2013年) 9,359万ドル(3,742館)
第2位 「レック・イット・ラルフ 2」(2018年) 8,447万ドル(4,017館)
第3位 「モアナ」(2016年) 8,208万ドル(3,875館)
第4位 「トイ・ストーリー 2」(1999年) 8,010万ドル(3,236館)
第5位 「ココ」(2017年) 7,291万ドル(3,987館)
…といった次第で、老若男女の家族が集うサンクスギビングの連休に、家族そろって出かける映画としては打ってつけだけに、ディズニー・アニメばっかりのランキングにおいて、いわゆる「アナ雪」は超えられなかったものの、ラルフは歴代第2位のデビューとなりました…!!(なお、第6位もディズニー・アニメの塔の上の「タングルド」、そして、第7位は今週の第2位に初登場した「クリード Ⅱ」です!!)
見るからにガル・ガドットのシャンク役の声優として、ワンダーウーマンのガル・ガドットを起用した宣伝効果は、かなり高かったものと思われます!! |
マット・デイモンと浮気する歌が10年前に大ウケしたサラ・シルバーマンが声優をつとめるヴァネロペが活躍の舞台とするアーケード・ゲームの「シュガー・ラッシュ」のハンドルが壊れてしまい、ついにお払い箱になったことから、今はもう製造されていないハンドルをネット・オークションで見つけて、手に入れるべく、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」(2014年)のジョン・C・ライリーが声優のラルフと一緒に、インターネットの世界に飛び込むことに…!!
…というプロットについては、ネットの世界の現実が、ウソのフェイク・ニュースや、非人道的発言のヘイト・スピーチ、誹謗中傷のイジメ、目に余るほどの過剰な広告、ひたすら自分を美化・正当化して、認めてほしいという自己満足の承認欲求などに満ち溢れ、必ずしも、よい世界とは言えないため、児童向けアニメに、そうしたネット事情を取り込むのはいかがなものか…?!と眉をひそめる見方もありますが、出口調査の観客の評価は “ A- ” となっていますから、ひとまず、観客はネットの世界を揶揄した表現も含めて、気に入ったようですね…!!
「ラルフ・ブレイクス・ジ・インターネット」の本編クリップをまとめて、5本お楽しみください ! !
Movie Clip #1 : We Are In The Internet
Movie Clip #2 : KnowsMore
Movie Clip #3 : She is a Princess
Movie Clip #4 : Hearts
Movie Clip #5 : There Is No Track
Movie Stills and Posters
Photo Credit: © Walt Disney Studios. All Rights Reserved.
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