Box Office :「アリタ2」は夢ではないかも ! !、ハリウッドが初めて日本の漫画の映画化に成功したと言われる「アリタ : バトル・エンジェル」が、中国での大ヒットに期待が持てる好発進の初日成績を叩き出した ! !
中国で大爆発する可能性があり得る映画だと書きましたが、やっぱり、中国人はデカ目の美少女サイボーグを気に入ってくれたのかもしれません！！
現地の中国では昨日の2月22日の金曜日に封切られた「アリタ : バトル・エンジェル」の初日の売り上げが、前夜祭興行などの事前の稼ぎを含め約1,975万ドルに相当するヒットだったことを、広東省に在住し、中国の映画興行事情にくわしいギャビン・フェンが伝えてくれました…！！
また、ギャビン・フェンによれば、中国の観客の8割から9割…ということは、ほとんど全員に近い観客が面白かった！！と大好き評価しているらしい「アリタ : バトル・エンジェル」が、この週末の3日間に売り上げる見込みの中国でのオープニング成績は、6,000万ドルから6,500万ドルの範囲の大ヒットだそうです！！
仮りにその見込みのとおりに、「アリタ」の中国オープニング成績が6,000万ドルを超えたとするならば、スティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー・ワン」（2018年）＝約6,170万ドルと同等の華々しいデビューを飾ることになります…！！
そのガンダムも登場したオタク超大作の中国での最終的な売り上げは、超大台の2億ドルを超えた約2億2,000万ドル相当でした。果たして、「アリタ」が、そこまでのメガヒットに発展するのか、どうか？！、今の時点ではまだ確信は持てませんが、この「アリタ」の中国での好発進を受けて、経済メディアのフォーブスが伝えたレポートによれば、「レディ・プレイヤー・ワン」の諸外国での売り上げは約4億7,700万ドルでしたから、やや少なく見積もって、仮りに同映画の75%の規模のヒットになると推定すれば、「アリタ」の諸外国での売り上げは3億5,700万ドル前後になるかもしれない…とのことです。
そして、今週はじめの月曜日にお伝えしたように、沈没デビューを免れたばかりか、観客が気に入って、推している「アリタ」は国内で、どうにか大台の1億ドルを超えられそうな希望が芽生えていますから、そうすると全世界での総売り上げが、ロバート・ロドリゲス監督史上最高の4億5,000万ドル超えに達するかもしれません！！
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製作費が約1億7,000万ドルの「アリタ : バトル・エンジェル」が、赤字を出すことなく、収支の釣り合いをとるためには少なくとも全世界の総売り上げが、5億ドルは必要と試算されているのに対して、希望的な推測の4億5,000万ドルは足りていませんが、テレビや配信の権利の販売や、Blu-ray のセールスなどの二次・三次の市場において、不足分を補えるかもしれないことから、フォーブスはトントンの決算になる可能性を見込んでいます。
となれば、仮りにそうした推測が絵に描いた餅ではなく、現実になった場合、赤字を出さなかった「アリタ : バトル・エンジェル」は、続編の「2」へと前進することができるかもしれません…？！
ハリウッドが過去に日本のコミックやアニメを実写映画化した歴代の作品に対して、映画の格付けサイト Rotten Tomatoes で与えられた観客の支持率は…、
「ドラゴンボール」風のアクション映画「エボリューション」（2009年）は腐敗の19%
Netflix の配信映画「デスノート」（2017年）は腐敗の24%
日本人を見下した人種差別映画として、完全に否定された「ゴースト・イン・ザ・シェル」（2017年）は当然、腐敗の51%
「マッハGoGoGo」の実写化「スピード・レーサー」（2008年）は、どうにか腐敗を免れた60%
…と、のきなみ低調だったのに対して、「アリタ」は満点に近い94%の圧倒的な支持となっています！！
日本の漫画の特徴のデカ目を実写化する試みに成功した仕掛け人のジェームズ・キャメロン監督は天才！！と、あらためて映画ファンから崇められ、ハリウッドが日本の漫画の実写映画化に初めて、成功したと好評価の「アリタ : バトル・エンジェル」は、中国からの追い風を受けて、シリーズ化を実現するのか…？！、ローザ・サラザールが再び、美少女サイボーグを演じることに期待してあげましょう…！！
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