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Box Office : 2月8日~10日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位

スピンオフ映画の連発が裏目に出て、観客がLEGOアニメに飽きたあとの祭りに、ようやく登場した本流シリーズの続編「The Lego Movie 2」が高評価に反して、期待値を大きく下回ったガッカリの成績での初登場第1位 ! !


第1位 (初) 「The LEGO Movie 2(9,900万ドル)

$34,400,000−(4,303館/$7,994)−$34,400,000

Trailer - The LEGO Movie 2: The Second Part


RT支持率は評論家 84 % , 観客 82 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

元バットマンのベン・アフレックが主演した「サヴァイヴィング・クリスマス(恋のクリスマス大作戦)」(2004年)などの実写映画を手がけたのち、「シュレック」シリーズ完結編の第4作め「フォーエバー・アフター」(2010年)や、「アルビンとチップマンクス 3」(2011年)、「トロールス」(2016年)などのアニメ系映画のヒットを飛ばしたマイク・ミッチェル監督を起用した続編「The Lego Movie 2」を封切ったワーナー・ブラザースが、週末3日間の売り上げのオープニング成績の見込みとして、約3,440万ドルの金額を発表したことから…、


2014年公開の第1作めの同成績=約6,905万ドル(3,775館)の半額以下…という極めてガッカリの沈没と言えそうな結果におちいることが明らかになりました…。


前作のメガホンをとったフィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビが引き続き、シナリオを執筆し、プロデュースを手がけた続編の内容そのものは、映画の格付けサイト Rotten Tomatoes で、80%台の高い支持率を獲得し、出口調査のスコアも最高に近い “ A- ” となっていますから、いったい、どうして、「2」は振るわなかったのか…?!


主人公のエメットの声をつとめるスター・ロード=クリス・プラット本人の私生活から窺い知れる素の人格が不愉快だから、彼の映画を観ても楽しくない…といったゴシップな事情もあるのかも?!しれませんが、とにもかくにも、第1作めが国内で超大台の2億ドルを突破した約2億5,776万ドルを売り上げたことに気をよくしたワーナー・ブラザースが、金のなる木を見つけた!!とでもばかりにスピンオフ映画の…


「The LEGO Batman Movie」と「The LEGO Ninjago Movie」をあろうことか、2017年に連発して封切ったところ、2月公開の前者は大きなオープニング成績の約5,300万ドル(4,088館)を叩き出し、最終的に約1億7,575万ドルを稼ぐヒットになったものの、9月公開の後者の封切り成績はいきなり約2,043万ドル(4,047館)に下落し、最終的な売り上げも約5,928万ドルにとどまる低迷の結果となってしまいました…。


よって、その「The LEGO Ninjago Movie」の敗北にもとづいて、LEGOアニメが飽きられ始めた状況から憶測すると、「The LEGO Movie 2」も前作ほどのヒットにはならないのでは…?!と、2017年9月に書いた…

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予想が目の当たりになってしまった…と言えそうかもしれません…。なお、「The Lego Movie 2」の期待値のノルマは、「The LEGO Batman Movie」と同等の5,500万ドル前後でしたから、その見込みに対して、現実は2,000万ドルも少ないシビアな結果だったことになります…。


さて、さらに複数のLEGOのアニメ映画の企画を進めているワーナー・ブラザースは、この本流シリーズの挫折をどう受けとめて、判断するのか…?!、「The LEGO Batman Movie 2」は前進することができるでしょうか…?!


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Photo Credit: © Warner Bros. All Rights Reserved.


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