Box Office : 3月8日～10日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位

性差別のバッシングを受けたブリー・ラーソン主演「キャプテン・マーベル」が、世界総売り上げのオープニング成績において、女性が主人公の映画としては、猛烈な記録破りの史上最大ヒットを叩き出す大成功をおさめた絶賛の初登場第1位 ! !

第1位 (初) 「キャプテン・マーベル」(1億5,200万ドル)

$153,000,000−(4,310館/$35,499)−$153,000,000

TV Spot : Captain Marvel

★RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A

人気のマーベル・シネマティック・ユニバースの第21作めにして、初めて女優が単独で主演をつとめた戦うヒロイン映画「キャプテン・マーベル」を封切った製作・配給のディズニー・マーベルが、週末3日間の売り上げのオープニング成績の見込みとして、いきなり大台の1億ドルを軽々と突破した約1億5,300万ドルの巨額を発表したことから…、

シネマティック・ユニバースとしては第7位に位置づけられる大ヒットになったのと同時に…、

シネマティック・ユニバースの封切り成績のBEST10

第1位「インフィニティ・ウォー」（2018年）　2億5,770万ドル（4,474館）
第2位 「アベンジャーズ」（2012年）　2億744万ドル（4,349館）
第3位 「ブラック・パンサー」（2018年）　2億200万ドル（4,020館）
第4位 「エイジ・オブ・ウルトロン」（2015年）　1億9,127万ドル（4,276館）
第5位 「シビル・ウォー」（2016年）　1億7,914万ドル（4,226館）
第6位 「シェルヘッド 3」（2013年）　1億7,414万ドル（4,253館）
第7位 「キャプテン・マーベル」（2019年）　1億5,300万ドル（4,310館）
第8位 「GOTG Vol.2」（2017年）　1億4,651万ドル（4,347館）
第9位 「シェルヘッド 2」（2010年）　1億2,812万ドル（4,380館）
第10位 「ソー : ラグナロク」（2017年）　1億2,274万ドル（4,080館）

3月公開映画としては、史上最大封切りヒットの第1位「美女と野獣」（2017年）＝約1億7,475万ドル（4,210館）と第2位のザック・スナイダー監督作品「BVS」（2016年）＝約1億6,601万ドル（4,242館）に次ぐ、3番めの大ヒットを記録したことになりました…！！と書けば、もちろん…、

充分に特大ヒットなのですが、もしかすると読者の方の中には、そんなにビックリするような記録でもなかったな…と冷めた見方をする人もいるかもしれません。しかしながら、上 ↑ のシネマティック・ユニバースの封切り成績のBEST10において、ヒーローが単独主演のデビュー作にあたるのは「黒豹陛下」と「キャプテン・マーベル」だけですが…、

ブラック・パンサーは単独主演作の公開に先がけて、コミックヒーロー大集合映画の「シビル・ウォー」でデビューを飾っていますから、「インフィニティ・ウォー」の終わりにポケベルで呼ばれたとは言え、本当に文字通り初登場のデビュー作なのに、BEST10 に入ったのはキャロル・ダンバースひとりだけ！！ということになります…！！

Movie Clip : ブリー・ラーソン VS.ジュード・ロウのトレーニング・シーン ! !

よって、ブリー・ラーソンの戦うヒロインへの期待と注目度、そして、人気がどれだけ高いものだったかというのは、おのずとお察し頂けるはずですが、全米公開にあわせて、諸外国の計53地域で、ほぼ同時に封切られたマーベルの新しいキャプテンは、世界最大の映画市場の中国において、8,930万ドル相当を稼いだのを含めて、トータルで約3億200万ドルを荒稼ぎしています…！！

その諸外国で集めた約3億200万ドルに、本国の北米の売り上げを足せば、世界総売り上げの封切り成績が、あろうことか、昨2018年末のヒット作「バンブルビー」の最終的な全世界での総売り上げの約4億5,951万ドルに迫った約4億5,500万ドルの巨額に達することになります…！！

この封切り興行において、全世界トータルの売り上げが約4億5,500万ドルに達した！！というのは…、

世界総売り上げの封切り成績の歴代BEST10

第1位 「インフィニティ・ウォー」（2018年）　6億4,050万ドル
第2位 「ワイルド・スピード 8」（2017年）　5億4,190万ドル
第3位 「スター・ウォーズ 7」（2015年）　5億2,900万ドル
第4位 「ジュラシック・ワールド」（2015年）　5億2,550万ドル
第5位 「ハリポタ : 死の秘宝 2」（2011年）　4億8,320万ドル
第6位 「キャプテン・マーベル」（2019年）　4億5,500万ドル
第7位 「スター・ウォーズ 8」（2017年）　4億5,080万ドル
第8位 「バットマン V スーパーマン」（2016年）　4億2,250万ドル
第9位 「ワイルド・スピード 7」（2015年）　3億9,770万ドル
第10位 「ハリポタ : 謎のプリンス」（2009年）　3億9,400万ドル

ご覧のように史上6番めの猛烈な封切り大ヒットだったばかりか、コミックヒーロー映画のジャンルに限定すれば、第1位「アベンジャーズ 3」に次いで、史上2番めの快挙の大金星！！だったことになりますし…、

女優が単独主演した映画にしぼれば、これまで最も世界総売り上げにおいて、封切り成績が高額だったのは歴代の第18位に位置しているハーマイオニー・グレンジャー主演のディズニー映画「美女と野獣」（2017年）が稼いだ約3億5,700万ドルであり、ライバルのワーナー・DC の戦うヒロイン映画「ワンダーウーマン」（2017年）に到っては、第52位まで順位を下らねばならず、売り上げは約2億2,830万ドルでした。

…と以上のような「キャプテン・マーベル」の封切り成績の結果から、オスカー女優のブリー・ラーソンは見出しのように、女優が主演の映画としては記録破りの史上最大のメガヒットを放ったことになりますし、コミックヒーロー映画のジャンルにおいても、単独の主演作としては史上最高のミラクルな超ウルトラ特大ヒットを叩き出したことになります…！！

CIA では、「キャプテン・マーベル」の核心にふれる内容については、「アベンジャーズ : エンドゲーム」の4月26日公開までは書きません。「エンドゲーム」の内容は、5月13日（月）までは書かない予定です。GW に休めない方は、遅くとも5月12日（日）の母の日には映画館にお出かけ頂ければと思います。 pic.twitter.com/V3nB4kzFJP
— CIA⭐Movie News (@CiaMovieNews) 2019年3月8日