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Terminator Dark Fate : 女が活躍する「ターミネーター」なんて、くだらない…という「女のくせに…」のバッシングに対して、「真T3」の最新作「ダーク・フェイト」のティム・ミラー監督が、お前ら、くたばれ ! ! とばかりに反論 ! !


「女のくせに…」のバッシングへの怒りが、むしろ、「キャプテン・マーベル」の大ヒットを導いたことを踏まえると、よい前兆かもしれません?!


もしも、隠れ女嫌いだとしたら、彼女はあんたを震え上がらせるだろうね。彼女はめっぽうタフで、屈強なんだが、でも、すごく女性らしいキャラなんだ!!

…といった次第で、表向きはさておき、本音は女性を見下している男性たちに向けても、警告を発してくれたティム・ミラー監督(「デッドプール」2016年)は、1991年に公開された「T 2」の続編にあたる「真T3」の最新作「ダーク・フェイト」が、今さら不要な続編…として、「ターミネーター」シリーズのファンから疑問視されているばかりか…、


元祖サラ・コナーのリンダ・ハミルトン、悪のデュアル・ターミネーター(ガブリエル・ルナ)に追われる新ヒロインのダニ・ラモスこと、ナタリア・レイエス、そして、ダニを守るために未来からやって来た新たな女戦士のグレース=マッケンジー・デイヴィスと…、

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T-800 のシュワちゃんを除けば、メイン・キャストが女優ばかりであることから、「ターミネーター」シリーズの主たる観客層として見なされる男性たちの一部から、女だらけの「ターミネーター」なんて、くだらない…という女性差別のバッシングにも晒されているのですが、中でも特に風当たりの強いマッケンジー・デイヴィス(「ブレードランナー2049」2017年)について…、

未来から時を超えて、やって来る新たな守護者を「マシン・ファイター」と位置づけようというのは、ジョーが思いついたアイディアなんだ…。

…と、Variety のマット・ドネリーのインタビューに応じたティム・ミラー監督は、女戦士グレースの設定として、「マシン・ファイター」という位置づけを考えたのは、「ダーク・フェイト」のコンサルタントに起用されたイギリス人のファンタジー作家の男性、ジョー・アバクロンビーだったことを明らかにしてくれました!!、それでは、そのジョーがひらめいた「マシン・ファイター」というのは…、

常に痛みを伴う人生を生きることになる…。彼女たちは傷つき、これまでに被った痛みと格闘するために、たくさんの薬を飲まなきゃならない。長生きなんて、できやしない。ひたすら犠牲を払う役回りなんだ。周囲の人を救うために、死の危険と隣り合わせのリスクをしょい込むことになる…。


…だそうですから、戦いによって刻み込まれた無数の傷から生じる痛みを薬の力でねじ伏せながら、さらに危険な命がけの戦いに挑む真の戦士というのが、どうやら、「マシン・ファイター」のようですから、昔ながらの考え方に沿えば当然、最前線に立つのは男性の役割では…?!と思われそうです。

最も最初の思いつきから、それは常に女性の役としか考えなかった。だから、ぼくたちは、その役にふさわしい体つきの女優を見つけなければならなかったんだけれど、でも、ぼくは役者に関しては、ことさら敏感な感性の持ち主なんだ。単に体つきの見かけだけじゃダメだ、内面的な感情においても、役にふさわしい女優でなければ、ぼくは嫌だったんだ。マッケンジーは、その役を演じたいと心底から望んでくれた。彼女はマシン・ファイターのグレースの役を追求して、ほかの誰よりも過酷に努力を重ねたんだ!!

…と、マッケンジー・デイヴィスの人知れぬ努力を讃えたティム・ミラー監督は…、


賢明な観客の目にはきっと、彼女の姿が凶悪犯罪に立ち向かう捜査官のように観えるはずです。ぼくたちは男女の役割を入れ替えたりはしていない。彼女はもとから、野郎が震え上がるほど、屈強な女性なんだ。ネットを徘徊している連中のクソみたいなリアクションは知っているかと思います。お前ら、みんな、くたばりやがれ!!

今春に世界各国で封切られて、好評を博した「アリタ : バトル・エンジェル」も戦うヒロインの映画だったように、力強い女性を描くことをテーマのひとつとしているプロデューサーのジェームズ・キャメロン監督とは、どうやら、まったく同意できることから、ティム・ミラー監督は「ダーク・フェイト」のメガホンを引きうけたものと思われますが…、


果たして、マッケンジー・デイヴィスが演じる新しい女戦士のグレースは、冒頭でふれたキャプテン・マーベルのブリー・ラーソンが観客をノックアウトしたように強い印象の輝きを放ってくれるのか?!、ともすると、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じる T-800 にばかり目が向けられて…、


マッチョな映画だと思われがちの「ターミネーター」ですが、そもそも主人公はリンダ・ハミルトンが演じるサラ・コナーじゃなかったの?!というのを振り返れば、ハナから「女性映画」であるシリーズの最新作「ダーク・フェイト」は、今秋11月1日から全米公開!!、「女のくせに…」というバッシングが強まれば強まるほど、その女性差別に対抗して、観客も増える!!という「キャプテン・マーベル」の良い意味での悪循環?!という矛盾がくり返されると面白くなりそうですね…!!

Photo Credit: © Paramount Pictures. All Rights Reserved.


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