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The Plot Against America : 大西洋単独無着陸飛行を成し遂げた空の英雄でありながら、外国人嫌いのリンドバーグ飛行士が大統領選に勝利し、アメリカがナチと結託して、ユダヤ人狩りを始めたならば ? ! という恐怖の歴史改変を描いたフィリップ・ロスの文学をドラマ化した問題作「ザ・プロット・アゲィンスト・アメリカ」の予告編を初公開 ! !


バラエティ番組や Twitter で俗世間に取り入った大富豪が裏でロシアと結託し、もしも、大統領選に勝利して、外国人嫌いのネオナチの本性を露わにしたならば…?!


…などとも言われる現在のアメリカの政治の事情や、今秋11月3日に大統領選挙が行われる予定であることを踏まえると、まさにタイムリーなテーマ!!

Trailer : The Plot Against America


…を描いたかもしれない全6話のミニシリーズ「ザ・プロット・アゲィンスト・アメリカ」の予告編を、HBO が初公開したので、ぜひチェックしておいてください…!!


「ある愛の詩」(1970年)の前年の1969年に、アリ・マックグローが主演女優をつとめて、ラリー・ピアース監督がメガホンをとり、封切られた名作映画「さよならコロンバス」や、アンソニー・ホプキンス主演の「ヒューマン・ステイン」(2003年)、ベン・キングズレー主演の「ダイィング・アニマル」(2008年)などの原作者として知られる故フィリップ・ロス(2018年没)が、2004年に発表した同名文学を邦訳出版する集英社の紹介によれば…、


もしも、第二次大戦時に元飛行士で反ユダヤ主義者のリンドバーグが大統領になっていたら…?、7歳の少年の目線から差別にさらされる恐怖と家族・民族・国家を描く、ロス最高傑作とも評される歴史改変小説。

…とのことで、同じく HBO 放送の「ザ・ワイヤー」が高評価を博し、計5シーズンも続いたプロデューサーのデヴィッド・サイモンとエド・バーンズが引き続き組んで、クリエイターをつとめたドラマは…、


ニュージャージー州のニューアークに暮らす労働者階級の平凡なユダヤ系の家族の目線から、あろうことか、ナチ信奉者だったとされる飛行士の故チャールズ・リンドバーグ(1974年没)が、現実では第32代大統領になる故フランクリン・ルーズベルト(1945年没)を相手に大統領選挙を戦って勝利し、独裁政治のファシズムが台頭して、いわゆるユダヤ人狩りの迫害が始まってしまう…!!


…といった恐ろしい展開を描いたものだそうです…!!


異なる人種間の結婚をネタにした実話ドラメディの傑作「ザ・ビッグ・シック」(2017年)が、オスカー候補にも選ばれる大絶賛を博したゾーイ・カザンが、主人公となるレヴィン家の賢明な母にして、妻のベスに扮し、その夫の平凡な保険の営業マンのハーマンの役を、テレビ史上最悪の放送事故の実話の映画化「クリスティーン」(2016年)などのモーガン・スペクターが演じている「ザ・プロット・アゲィンスト・アメリカ」は、今春3月16日から全米で放送開始!!


共演者として、近年は「トランスフォーマー」シリーズで知られるものの、コーエン兄弟監督の映画の常連俳優として、「バートン・フィンク」(1991年)や「ビッグ・リボウスキ」(1998年)で活躍したジョン・タトゥーロが、ユダヤ教の指導者のラビのライオネル役を演じているのに加えて…、


ゾーイ・カザンの姉であり、病弱な母の看病をしている未婚のエヴリンの役として、ウィノナ・ライダーが登場していますが、彼女は…、

Photo Credit: © HBO. All Rights Reserved.

ネオナチの過激な人種差別主義者として悪名高いことから、いったんは映画界から追放されたメル・ギブソンから「お前はユダヤ人だからガス室で死ね!!」と脅迫されたのに、当時はメル・ギブソンが「リーサル・ウェポン」シリーズなどで人気スターだったため、誰からも差別の実態を信じてもらえず、世論がネオナチの方を支持して、逆に「ウソつきの女は死ね!!」とバッシングされたことがトラウマになり、キャリアを踏み外す理由のひとつになった “ ユダヤ人狩り ” の現実の被害者ですから、このドラマには格別の思いがあるかもしれません…。ウィノナ・ライダーは本当にかわいそう…と思っている映画ファンの方にとっては、必見のドラマかもしれません…!!


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