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Chaos Walking :「スター・ウォーズ」のデイジーと「スパイダーマン」のトムの2大スター共演作なのに、オクラ入りの憂き目のSFディストピア映画「カオス・ウォーキング」が、公式の予告編を公式にリリース ! !

製作・配給のライオンズゲートが、Twitter のフォロワー数を増やすためのダシとして、もう1ヶ月以上前の先月10月半ばに非公式のリークをした…


…という、ぞんざいな取り扱われ方からしても、もう大きな期待を抱いている映画ファンの方は少ないかもしれない…



デイジー・リドリーとトム・ホランドの共演作「カオス・ウォーキング」の予告編を、ライオンズゲートが公式に…つまり、ようやく、ふつうにリリースしてくれました…!!


Trailer : Chaos Walking


「スター・ウォーズ」のアナキン=ヘイデン・クリステンセンを主演に起用して、瞬間移動のテレポーテーションの力を持つ者たちの戦いを描いた「ジャンパー」(2008年)や、トム・クルーズが死んでは生き返るをくり返すタイムループを描いた「エッジ・オブ・トゥモロー」(2014年)などの映画的に表現が難しい題材に果敢に取り組んできたダグ・リーマン監督(↓ 写真)も…

男たちは本心では何を思ってるのか?!、その心の動きが “ ノイズ ” として、周囲の他人に筒抜けになってしまうという奇想天外な設定を映像化する描写の妙案は思い浮かばなかったのか?!、トムが演じる主人公のトッドの頭から、まるで漫画の吹き出しのように思考が流れ出す様を観て、苦笑した人も少なくないかもしれない「カオス・ウォーキング」は…、

パトリック・ネス著の小説シリーズ「混沌の叫び」の映画化です。映画の物語の原作にあたる第1巻「心のナイフ」の邦訳本を出版する東京創元社によれば…


ぼくはトッド・ヒューイット。もう少しで大人になる。ぼくが住んでいるのはこの新世界でただひとつの町。そこには男しかいない。男たちはノイズを撒き散らし、互いの考えがすべて筒抜けなのだ。ある日町はずれの沼地で、ぼくはノイズのない存在に出会った。これは何?、異様な迫力、胸締めつけられる感動、尽きせぬ謎。ガーディアン賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞受賞。

町でただひとりの少年トッドが出逢ったのは、ひとりの少女だった。ノイズを持たず、心が読めない、その存在に、とまどい苛立つトッド。女はすべてノイズの病気で死んでしまったはず。彼女は何者なのか?、何も知らされず、いきなり家を追われ、町中の男たちから追われる身となったトッドは、黙したままの少女を連れ、ひたすら逃げる。自分たちがなぜ追われるのかもわからぬままに。そして、トッドの前には想像もしなかった新しい世界が……。

…とのことで、アメリカの新型トランプ感染の拡大が、あらためて深刻化し、これから年末年始にかけて、映画館の動員は期待できないどころか、上映休止の封鎖になるかもしれないのに新型トランプ延期をせず、新年2021年1月22日全米の出来る範囲での公開を変えないことからしても…、


どうでもいい映画のような感じになっている「カオス・ウォーキング」で、トムとデイジーの若い主演俳優たちを支える共演者は…

「ローグ・ワン」(2016年)のマッツ・ミケルセン(↑)、「ジュマンジ」シリーズのニック・ジョナス(↓)に…、

ハリウッド版「呪怨」の「ザ・グラッジ」(2020年)のデミアン・ビチル、「セルマ」(2014年)のデヴィッド・オイェロウォ(↓)に、「ハリエット」(2019年)のシンシア・エリヴォ(↓)といった顔ぶれです!!

ジェン主演の「ザ・ハンガー・ゲームズ」シリーズが歴史的な大ヒット作になり、発展を遂げたライオンズゲートとしては、夢をもう一度と…!!とばかりに…

同じく人気の YA ジャンルの小説を原作として、同じく SF ディストピア系の映画を作ったわけですが、しかし、とっくに過ぎ去った YA ブームを再燃させるのは容易ではないかもしれませんね…。

Photo Credit: © Lionsgate. All Rights Reserved.


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