Fast & Furious :「ワイルド・スピード」シリーズがパンデミック休止を終えて、ついに復活 ! !、ヴィン・ディーゼルがジョン・シナと兄弟対決を戦う待望の第9作めのアクション全開の新しい予告編をいきなり、フルスロットルのリリース ! !
ヴィン・ディーゼルの代名詞と言える主人公ドミニク・トレトをはじめとするメイン・キャラクターの8名が、それぞれの愛車と一緒に登場した…
動くポスターを昨日、紹介して、告知しておいた「ワイルド・スピード」の第9作め「F9」の新しい予告編を、製作・配給のユニバーサル映画がリリースしてくれたので、とり急ぎ、ご覧ください…!!
Trailer : Fast & Furious 9
最も最初の予定では一昨年の2019年の春に全米公開するつもりだったのが、スピンオフ映画の「ホブス&ショウ」(2019年)を先行させることになった事情などを受けて、昨2020年5月22日全米公開に延期したところ、思いがけずパンデミックの直撃を受けてしまった「F9」は、さらに…
1年間も公開が遅れてしまい、二転三転のすえ初夏の6月25日に全米の映画館に登場する運びになったわけですが、今や故人のポール・ウォーカー(2013年没)が主人公だった第1作めが全米公開されたのは、2001年の6月22日でしたから、この第9作めは思いがけず、シリーズ生誕から祝20周年の記念作品となってしまっています…!!
その第1作めが好評を博し、続編の第2作め(2003年)へと進むも、物語の内容が空っぽの陳腐だとして、ヴィン・ディーゼルが出演を辞退し、シリーズを見捨てたことから、早々と行き詰まってしまった「ワイルド・スピード」が路線変更を決めた第3作め(2006年)からメガホンをとり、スピンオフに位置づけられる同映画の成功の実績をもとに、ヴィン・ディーゼルを本格復帰させた経緯からすると…
現在のブロックバスター映画に成長した「ワイルド・スピード」の実質的なクリエイターにあたるジャスティン・リン監督が、2013年公開の第6作め以来となる復帰を果たした第9作めのお話は…と、もはや、ド派手なアクションのスペクタクルだけを売りとするシリーズにストーリーが必要かどうか?!、もう誰も物語が空っぽの陳腐だから辞めるとは言わず、素直にお金を受け取るほうを選ぶだけに、今さら内容を問う意味があるのか…?!と疑問の感もありますが…、
ヴィン・ディーゼルがまさかの悪役転向!!の一方、最凶の悪役のジェイソン・ステイサムがまさかのヒーローに転向!!という善悪の立ち場を入れ替えた逆転の展開が絶不評のブーイングを食らい、シリーズ最低のワースト作品と罵られた「フェ8」(2017年)では、実は存在していたドムの子どもを利用する…という回りくどい手段を使って、世界征服を目指した悪役サイファー=シャーリーズ・セロンがまたしても、実は存在していたドムの兄弟のジェイコブ=ジョン・シナを利用して…
…と、つまり、サイファーはどうして、ドムの家族にこだわるのか?!、このあとの第10作めと第11作めでは、実は存在していたドムのいとこの…!!とか、実は存在していたドムの祖父母の…!!とか、サイファーはドムの家族を探し続けるのかどうか?!と、ツッコまれそうなものとなっています…!!
よって、やっぱり、第2作めの時点で早くもネタ切れだった「ワイルド・スピード」ですから、物語の内容を求めるのはやめて、とにもかくにも、SF 映画のジャンルにまで踏み込もうとしてる荒唐無稽のアクションを何も考えずに楽しんだほうがいい「F9」の出演者は…、
最凶の悪役兼ヒーローのジェイソン・ステイサムによって殺されてしまい、ファンが悲嘆に暮れたものの、人気キャラだけに実は死なずに生きていたことにされたハン=サン・カンをはじめ、おなじみのミシェル・ロドリゲスに、ジョーダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソン、リュダクリス、そして…、
ナタリー・エマニュエル、ヘレン・ミレンらに加えて、トーキョーのショーン役のルーカス・ブラックも再登場ですから、いずれはワンダーウーマンのガル・ガドットが演じたジゼルも人気キャラなので、実は死なずに生きていたことに変更されて、再び登場しても、おかしくないかもしれません…?!
なお、本流のシリーズは第11作めで幕をおろすかもしれない終了かもしれない予定ですが、脇を固める主な登場人物らを主人公にするスピンオフ映画の企画がありますし、配信シリーズ化もあり得るでしょうから、いま20周年の「ワイルド・スピード」は、これからさらにもっと続いて、少なくとも30周年はいけそうかもしれません…?!
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