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New ‘Exorcist’ Trilogy :「ハロウィン」の復活に大成功のグリーン監督と引き続き、チームを組むユニバーサル映画が、約441億4,523万7,800円の巨額製作費を投じて、オカルト映画の代名詞「エクソシスト」の復活に挑む新しい続編トリロジーを製作する無茶が正式に決定 ! !

パンデミック不況ですから若者に限らず、大人の方ですら端数の7,800円だって大金だぞ…と言いたいかも知れないご時世だと言うのに…


今から半世紀近い約48年前の1973年に封切られた第1作めが世界中をオカルト・ブームに叩き込む大ヒットになった「エクソシスト」を復活させるにあたり、ユニバーサル映画の親会社の NBC ユニバーサルが約4億ドル=約441億4,523万7,832円を費やすトンデモないプランを、The New York Times のブルックス・バーンズ記者がスクープのあと…、


新しい巨額の「エクソシスト」トリロジーの製作を決めたユニバーサル映画と実際に映画の製作を請け負うブラムハウス・プロダクションズがプレス発表しました…!!



今秋10月15日全米公開の「ハロウィン」復活トリロジーの第2弾「キルズ」を完成し終え、現在は同第2弾と一緒に撮影した完結編「エンズ」(2022年10月全米公開)の仕上げの作業に取り組んでいるデヴィッド・ゴードン・グリーン監督に第1作めのメガホンが託された新しい「エクソシスト」は…、

故新藤兼人監督(2012年没・享年100歳)が、1964年に発表したホラー映画の古典「鬼婆」(↑)を観て、強い影響を受けたウィリアム・フリードキン監督が、自分もホラー映画作りに挑むことにした…と語っていた第1作めに出演したエレン・バースティン(↓)現在は88歳を再登場させるそうですから…、

つまり、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督は「ハロウィン」の復活にあたり、オリジナル・キャストのジェイミー・リー・カーティスを再登場させた手法を再び「エクソシスト」にも応用するわけですが、物語としては…、


「ワン・ナイト・イン・マイアミ」(2020年)のサム・クック役が絶賛されて、アカデミー賞の最優秀助演男優賞にノミネートされたレスリー・オドム Jr.(↓) が起用された主人公が、自分の子どもが悪魔にとり憑かれてしまい、どうにかして、子どもを救おうと手を尽くして、調べたことから、かつて自分と同じように娘のリーガン=リンダ・ブレアが悪魔憑きになってしまった母のクリス= エレン・バースティンのもとにたどり着くことに…!!

…という筋書きが伝えられましたが、そのシンプルな内容がトリロジー3部作の全部なのか?!、それとも、あくまでも発端の第1作めの内容であり、物語は新たな登場人物を巻き込んで、拡がっていくのか?!は、いまの時点では判然としておらず、何とも言うことができません…。しかし、それにしても、「エクソシスト」を3本作るのに約441億円の製作費は高すぎるぞ…!!というのが疑問になりますが…、


配信市場の覇権をめぐって、各社が創り手と企画を奪い合う戦国時代の状況だけに、この新しい「エクソシスト」を自社の配信サービス Peacock の売りのキラーコンテンツに位置づけたい…と考えた NBC ユニバーサルが、劇場公開と配信とを絡めたリリースのプランを想定したことから…



「エクソシスト」の権利を保持しているモーガン・クリーク・エンタテインメントへの支払いはもちろんのこと、グリーン監督と主演キャストのレスリーとエレンのギャラがはね上がってしまい、約441億円もの巨額になってしまった…と結論をひと言で言えば、配信バブル?!という羨ましいお話となっています…!!


なお、新しい「エクソシスト」トリロジーの第1作めは再来年の2023年秋の10月13日全米公開の予定ですから、もしかすると第2作めは2024年の秋?!、完結編の第3作めは2025年の秋?!と続くことになるのかもしれませんが、その劇場公開の予定に配信サービスの Peacock がどう絡むのか?!、封切りと同時配信なのか?!のリリースの詳細は未定です。

また、マスコミの多くが、グリーン監督がトリロジーの3作品すべてのメガホンをとるかのように報じていますが、ユニバーサル映画のプレス発表では「第1作め」の監督として、名前が伝えられているだけですから、グリーン監督の構想にもとづき、第2作めと第3作めは別の監督が手がける可能性もありそうです!!

果たして、今さら「エクソシスト」がキラーコンテンツになるか…?!というのは、はなはだ疑問ですが、ひとまずはデヴィッド・ゴードン・グリーン監督のホラー映画を蘇生させる仕立直し屋さんの手法に期待して、楽しみにしておきましょう…!!


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