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Chris Nolan's 'Oppenheimer' starring Cillian Murphy :「ダンケルク」のクリス・ノーラン監督が、世界を救うために世界を破壊する危険な逆説の兵器を開発した原爆の父のパラドックスを描く冷戦スリラー映画の大作「オッペンハイマー」の全米公開日が決定 ! !

映画が映画館で上映される興行の期間は、あくまでも観客が来るかどうか…の需要にもとづいて、おのずと決まってしまうことであって…


映画を作る前から、少なくとも100日間は上映しろ!!と監督が一方的に決めるのは、ちょっと違うような気がしないでもありませんが…、



映画館を経営する興行会社が現実に100日間、つまり3ヶ月以上のロングラン上映をするのか?!はさておき、封切りの初日から数えて、少なくとも100日間が経過しなければ、配信や Blu-ray の二次市場に移行してはいけない…!!というクリス・ノーラン監督の強い要望を受け入れたことで、同監督の新作映画の配給権を取得することができたユニバーサル映画が…、


その正式に「オッペンハイマー」と題された大作映画の全米公開日を再来年の2023年夏の7月21日に定めたことを、プレス発表しました…!!

アメリカでは映画が映画館だけで独占的に上映される興行の期間は今や、45日間にまで短縮され、封切りから約ひと月半後には配信をスタートするかも…が新基準のスタンダードになろうとしている現状に対して、その2倍以上の期間を求めたほか様々な厳しい要求を突きつけたクリス監督を受け入れたソニピとユニバーサル映画のうち、クリス監督が選んだ後者がリリースした「オッペンハイマー」のあらすじによれば…、

世界を救うために世界を破壊する危険のリスクを負うことにした得体のしれない謎めいた男のパラドックスを描いて、観客を圧倒的なハラハラのスリルに叩き込む大作映画!!

…とのことで、約1ヶ月前の先月9月初めにお伝えした第1報で名前が伝えられたキリアン・マーフィーが、そのパラドックスの逆説を抱えて、矛盾した謎めいた男の主人公として、日本の広島と長崎を徹底的に破壊した恐怖の原爆を開発した “ 原爆の父 ” の故ロバート・オッペンハイマー博士を演じるそうです…!!

いわゆる “ チーム・ノーラン ” の常連俳優として、悪役のスケアクロウに扮した「ザ・ダークナイト」トリロジーのほか、「インセプション」(2010年)、「ダンケルク」(2017年)に出演したキリアン・マーフィーとしては、クリス監督との6本めのコラボにして、ついに初めて主演をつとめる製作費が約1億ドル前後の大作「オッペンハイマー」を撮影するカメラマンは…、

© Warner Bros. All Rights Reserved.

「インターステラー」(2014年)と「ダンケルク」、そして、「テネット」(2020年)から引き続きの4本めの名コンビを組むホイテ・ヴァン・ホイテマ(↑ 写真)。音楽を担当するのも「テネット」から続けてのルドウィグ・ゴランソンだそうです…!!


果たして、クリス監督が “ 原爆の父 ” の理論物理学者をどのように描いて、スリラー映画の大作に仕上げるのか?!、いまの時点では何とも言い切れませんが、映画の原作として位置づけられているカイ・バードとマーティン・シャーウィン共著の伝記本「アメリカン・プロメテウス」(2005年出版)を「オッペンハイマー :「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇」と題して、邦訳出版するPHP研究所の紹介によれば…、

想像力を失うとき、人間に狂気が宿る。人類にとって科学とは…。原爆投下の事実を知った男の深き悔恨と孤独。2006年のピュリッツァー賞受賞作品。「原爆の父」と呼ばれた天才物理学者の J.ロバート・オッペンハイマーの生涯を丹念に描くことで、人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何かを問いかける全米で絶賛された話題作の邦訳。

原爆投下の事実とその惨状を聞いたオッペンハイマーは「手が血で汚れているように感じます」と悔恨の情を抱く。そんな彼に時の大統領トルーマンは「これで拭きたまえ」とハンカチを投げつける。「核」を米ソ冷戦の重要なカードと考えるトルーマン、アイゼンハワーらと、核の国際管理をめぐって、対立するようになった彼は、「冷戦」という時代背景の中、安全保障上の機密事項を漏洩するのではないかと FBI に盗聴されるようにまでになる。そうした状況が改善されるのはケネディ、ジョンソンの時代になってからだった。25年にわたる学術研究の集大成、ここに完結。

…だそうですから、冷戦時代を背景にして、クリス監督が大好きなスパイ映画めいた要素を増したスリリングな歴史映画かもしれませんね…!!、来年の2022年はじめに撮影開始のクランクインが予定されている「オッペンハイマー」の完成をお楽しみに…!!


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