'Smile' Really Good Second Weekend Hold for R-Rated Horror 💰 薄気味悪い笑顔のホラー映画「スマイル」が、まさかの2週連続ヒットを達成の福笑い ! !、社会的ホラーのジャンルを作った傑作「ゲット・アウト」に次ぐ、驚きの集客力を発揮 ! !
新人のパーカー・フィン監督が自作の短編ホラー「ローラ・ハズン'ト・スレプト」(2020年)を長編化…
…した商業映画の監督デビュー作「スマイル」が、思いがけないヒットを果たした封切り興行の結果を先週にお伝えしましたが…、
約2,200万ドルのオープニング成績を稼いだことで、全米映画興行では今夏8月半ば以来のヒット作になったケヴィン・ベーコンの娘ソーシー・ベーコンの主演作が、公開2週めのこの週末にも約1,760万ドルを売りあげたことから…
「スマイル」(1,700万ドル)
$17,600,000−(3,659館/$4,810)−$49,894,662
そもそも薄気味悪いホラー映画に想定されていた封切り成績の期待値の1,500万ドルを、2週めもまた超えてしまったばかりか、お笑い芸人から映画作りに転身したアフリカ系のジョーダン・ピール監督が偏見と差別のまん延するアメリカの階級社会では、差別される側のアフリカ系に生まれたこと自体がホラー!!という本音をぶちまけて、差別の恐怖を物語に投影し、“ ソーシャル・ホラー ” つまり “ 社会的ホラー ” と呼ばれるジャンルを新たに創ってしまったことで…、
大きな話題になったダニエル・カルーヤの主演作が、今から約5年半前の2017年の春に記録した公開2週めのホラー映画としては異例の集客減の約 −15% に次いで小さい約 −22% を「スマイル」が達成してしまいました…!!
ホラー映画の興行では通常、真っ先にやって来るマニアのファンたちがひと通り観て、物語の展開とオチがネタバレしてしまってる公開2週めは垂直落下的に観客を失い、6割から7割の集客減になっても仕方がありませんから、それを約2割に抑えた「スマイル」のこのホラーはキモい恐ろしい…!!の口コミの効果は、どうやら本物のようですから、さらに話題が拡がり、怖いもの見たさの観客がやって来るとすれば…、
製作費の約1,700万ドルに対して、国内の興行成績が公開2週めにして、ほぼ 5,000万ドルの約4,989万ドルを稼いでいる「スマイル」は諸外国では約4,000万ドルを売り上げ、世界総額の成績が約8,989万ドルに達していますから、パーカー・フィン監督のオリジナルのアイディアは1億ドルを突破することになりそうだけに、前述の元ネタの「ローラ・ハズン'ト・スレプト」を含め短編映画を2本作っただけの新人に声をかけ、長編化をうながした製作・配給のパラマウント映画は…
トム・クルーズ主演の「トップガン 2」の「マーベリック」に続けて、今年2022年を代表する大ヒット作を放ったことで、薄気味悪い笑顔をまったくの福笑いにした!!と讃えられそうですが、低予算のマイナーなホラー映画の小品だから、配信リリースだけでいいんじゃないの…となりかけたのを考え直し、劇場公開に踏み切ったのは本当に好判断でした…!!、この結果を見て、他社も考え直すべきでは…?!
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