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'Flashdance' theme 'What A Feeling' singer and actress Irene Cara died at 63 :「フラッシュダンス」の永遠の大ヒットで知られる80年代のシンボルの歌姫にして女優のアイリーン・キャラさんが死去。享年63歳。

サンクスギビングの感謝祭の連休の週末にとても残念の悲しいお報せですが…


エイドリアン・ライン監督が、当時無名の女優ジェニファー・ビールスを主演に抜擢して、ダンスに賭ける青春を描いた80年代の名作「フラッシュダンス」(1983年)の主題歌 'What A Feeling' の大ヒットで知られる歌手にして女優のアイリーン・キャラさんが、現地のフロリダでは昨日の11月25日の金曜日に、ご自宅でお亡くなりになられた訃報を、故人の広報担当のジュディス・A・ムースさんが伝えてくれました。享年は63歳でした。詳しい死因などは現時点ではわかってはおらず、明らかにされていません…。


1959年のニューヨークのブロンクスで、元サキソフォン奏者の工場勤めの父と映画館の案内係の母のもとに産まれ、歌のうまい女の子として、幼少期から芸能活動を始め、テレビや舞台に出演したアイリーンさんは、故アラン・パーカー監督(2003年没・享年76歳)の80年代を代表する青春映画の最高傑作のひとつの映画史上の金字塔「フェーム」(1980年)のアンサンブル・キャストのひとり(写真↓中央)に起用され…

ヒロインのココをダンサーとして演じるはずでしたが、歌声のあまりの美しさに圧倒されたプロデューサーたちが役の設定にシンガーを追加し、同名主題歌の 'Fame' を歌わせてくれたことで、いきなりアカデミー賞の最優秀オリジナル主題歌賞を受賞して、世界中の音楽チャートを制覇する爆発的な大ヒット!!

Street Dance Scene from 'Fame' (1980)


…によって一躍、脚光を浴びたあと、前述の「フラッシュダンス」の主題歌 'What A Feeling' が追い打ちをかけるようにトンデモない超ウルトラのメガヒットになり、世界中で知らないものはいない映画主題歌の中の映画主題歌として、今日まで愛され続け、80年代の青春のシンボルの歌姫と言われる伝説的な存在にまでなったキャリアですから…、


「フェーム」や「フラッシュダンス」を封切りの当時に映画館でご覧になられ、共感された世代のベテランの映画ファンの方々としては、63歳で亡くなるなんて…とショックと同時に本当にとても寂しいお気持ちになられたかもしれません…。

'What A Feeling' from 'Flashdance' (1983)


当時はアクション・スターだった現在92歳のクリント・イーストウッド監督と、ライバル的存在と目されていたアクション・スターの故バート・レイノルズ(2018年没・享年82歳)が、まさかの共演をしたことで、世間がアッと驚いた「シティ・ヒート」(1984年)のヒロインとしても、映画ファンに記憶され続けるアイリーン・キャラさんのご冥福をお祈りください…。彼女の歌声は永遠の青春です…。

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