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Netflix made First ever Box office Hit with 'Glass Onion'💰 配信最大手の Netflix が期間限定の小規模ながら、初めて全米公開に踏み切ったダニエル・クレイグが名探偵のミステリ映画「ナイブズ・アウト」の第2弾「グラス・オニオン」が、同社初の興行的成功のヒットを達成 ! !

この結果を受けて、Netflix はひたすら配信にこだわってきた方針を見直すのか…?!


…が、今後の焦点になりそうですが、約3年前の2019年のサンクスギビングの連休の話題作として、11月末の同時期に封切られたダニエル・クレイグ主演のユーモア・ミステリ映画「ナイブズ・アウト」は、肝心の事件の謎解きよりも、貧富の格差や人種差別の社会的テーマを巧みに盛り込んだところに評価が寄せられ、連休の5日間のうちに約4,141万ドル(3,461館)を稼ぐ封切りヒットを叩き出したことから…、


配給のライオンズゲートが当然すぐに続編の製作を承認したものの、創り手のライアン・ジョンソン監督と相棒のプロデューサー、ラム・バーグマンたちが、「ナイブズ・アウト 2」&「3」を製作する権利を競売にかけたところ、Netflix が約4億6,900万ドル、つまり現在のレートで言えば約652億4,763万4,947円の巨額の値をつけて、シリーズをかっさらってしまった…!!

…という経緯から続編の第2作め「ガラスの玉ねぎ」は、Netflix の配信映画として製作されたわけですが、しかしながら、上映休止の閉鎖を余儀なくされたパンデミックの大打撃を挽回すべく、より多くの人気タイトルを封切りたい映画館チェーン大手の側の要望と、サブスク会員数の伸びが鈍化した…といった Netflix 側の事情から両者が歩み寄り、他社の映画スタジオとの間で交わされている新作映画は映画館でのみ独占的に少なくとも45日間上映したあと、配信などの二次市場にリリースする…のいわゆる「45日ルール」を適用する案が検討されましたが、結局は…、

「グラス・オニオン」の配信がスタートする来月12月23日のクリスマス・イヴイヴに先駆けて、約1ヶ月前のサンクスギビングの感謝祭の連休が始まる11月23日の水曜日から翌週の火曜日の29日までのたった1週間だけの期間限定の映画館での上映という短命のうえ、本来なら全米公開とは言い難い800館以下の696館での小規模な興行にこそ落着してしまったものの…、


Netflix の配信映画が映画館チェーン大手の AMC シアターズ、リーガル・シネマズ、シネマークの劇場で上映されるのはこれが初めて!!だけに注目が寄せられた「グラス・オニオン」の週末3日間の封切り成績として、配信ではなく配給の Netflix が公表した金額は約920万ドル、そして、初日の水曜日からのサンクスギビングの連休5日間のトータルの封切り成績の見込みは約1,330万ドルでした…!!


$9,200,000−(696館/$13,218)−$13,300,000


RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 81 / 出口調査の CinemaScore ?

元ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグが演じる同性愛者の名探偵ブノワ・ブランが初登場した前作が稼いだ前述の約4,141万ドルと比較すると「グラス・オニオン」の約1,330万ドルは半分にも満たないわけですし、週末3日間の封切り成績も前作が約2,677万ドルだったのに続編は1,000万ドルを切った約920万ドルですから、その数字だけ単に見比べると続編は沈没ですが、でも前作が3,461館の本格的な全米公開だったのに対し、「2」のスクリーンの数は696館だけですから、週末3日間の1館あたりの平均の売り上げに着目すると前作が約7,735ドルだったのに対して、続編は約1万3,218ドルを稼いで、大きく上まわっています!!

よって仮りに、Netflix が前述の「45日ルール」を受け入れて、3,000館を超える本格的な全米公開の規模で「グラス・オニオン」を封切っていたなら、いったい、どれだけのオープニング成績を稼いだのか…?!、製作費の約4,000万ドルのうちの多くを配信開始前に取り返すことが可能だったのでは…?!、また、それに加えて、前作は国内だけで約2,337万ドルの Blu-ray / DVD の販売を記録していますから、仮りに続編も同等の売り上げを見込めるとするならば、やっぱり、人気の映画スターが出演の話題作は映画館で上映し、Blu-ray も発売したほうがより大きく儲けることができるのかも?!ですし、これまで言わば敵対してきたような感のある配信サービスと映画館との関係もウィンウィンの共存共栄になり、映画界の発展につながるかもしれません…?!


Netflix はこれまでも自社の多くの映画を映画館で上映してきてはいますが、しかし、それらはあくまでもアカデミー賞の候補になるための要件を満たすことだけを目的にして、興行の儲けは度外視した限定公開の短命かつ小規模なものに限られていました。でも、優れた監督が手がけた人気スター出演の話題作はヒットするという当たり前の可能性を「グラス・オニオン」が示してくれたわけですから、配信の市場に限らず、どのような市場も永遠に拡大して成長を続けることはない…の当たり前の現実を踏まえると…

冒頭で書いたように、Netflix はそろそろ自社の事業の在り方や映画への取り組み方を見直してもよい時期なのかもしれませんね…!!、CIA リーダーのご愛読者のみなさんはどのように思われたでしょう…?!


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