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'Quantumania' Records Biggest 2nd Week Decline in MCU History 💰「アントマン 3」の「クォンタメニア」が、マーベル史上最悪の公開2週めの集客減のワースト記録の一方、エリザベス・バンクス監督の気の毒なクマさんのパロディ映画化「コケイン・ベア」が想定を超えたヒットの大ウケ ! !

ロシア独裁者のプーチンがウクライナ侵略を目指した戦争が始まった昨2022年2月24日から、もう1年が…


過ぎたのか…というのが話題になっていますが、パンデミックに続けて、戦争がおきたことで、社会状況の悪化が進み、急激な物価高騰のインフレを招いて、世界中の庶民の暮らしが余裕を失ったことも考慮に含めなければならないのかもしれませんが、レビューの評価や観客の口コミが芳しくないと、これまで以上に、いわゆる “ 配信待ち ” になってしまう傾向から…


$32,200,000−(4,345館/$7,411)−$167,314,584


RT の評論家の支持率 48 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore B

コミックヒーロー映画の熱心なファンが封切りに駆けつけただけで、それ以外の観客はどうやら “ Disney+ 待ち ” を決め込んでしまったらしい不評の「アントマン 3」の「クォンタメニア」が、並のホラー映画と同等の垂直落下の集客減と言える約−69.6%の観客を失ってしまった公開2週めの売り上げは約3,220万ドルでした…。


感染のリスクが深刻だった一昨年の2021年の夏に、映画館での封切りと同時に Disney+ での要追加料金のプレミア・アクセスの配信をスタートした「ブラック・ウィドウ」の公開2週めの集客減が約−67.8%だったのは同時配信だから仕方がないにしても、昨2022年の夏にバカバカしい…とそっぽを向かれた「ソー 4」の「ラブ&サンダー」が記録した約−67.7%を下まわった「クォンタメニア」の集客減はマーベル史上最悪に位置づけられるワースト記録の更新です…。しかしながら…、

「クォンタメニア」の公開2週めの成績の約3,220万ドルは、どちらの映画も不発と言われたものの、「ブレードランナー 2049」(2017年)の封切り成績の約3,275万ドル(4,058館)や、「X-Men」の旧シリーズの「ダーク・フェニックス」(2019年)の同成績の約3,283万ドルと同等の金額ですから、そんなにひどいとまでは言えませんが、それにしても、マーベル作品らしからぬ公開2週めの不入りを記録してしまった…

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…ことで、観客はヒーローものに飽き始めている…だとか、映画と配信シリーズを交互に乱発したことで、内容の質を落としてしまい、ブランドの魅力と価値を下げたシネマティック・ユニバースは「スター・ウォーズ」の二の舞い、並行世界をテーマにした現在進行中の “ マルティヴァース・サーガ ” は作品同士のつながりがよくわからないから…などと、ちまたでは口走られていますが、CIA のご愛読者のヒーロー映画好きのみなさんは、この「アントマン 3」のワーストの失速について、どのような見方の感想をお持ちになられたでしょう?!、なお、「アントマン」シリーズの第1作め(2015年)の公開2週めの集客減は約−56.5%、第2作め(2018年)は約−61.6%でした。と…、


マーベルに暗雲の一方、CIA のご愛読者のみなさんには戦隊シリーズの映画化「パワー・レンジャー」(2017年)の悪役リタ・レパルサを演じた人として記憶されてるに違いないエリザベス・バンクス監督が…



気の毒なクマさんの実話をパロディ映画化した「コケイン・ベア」を配給したユニバーサル映画が公表した封切り成績は、当初に予想された1,000万ドル台後半の金額を超えた大成功の約2,309万ドルでした…!!

コケイン・ベア」(製作費 : 3,500万ドル)

$23,090,000−(3,534館/$6,534)−$23,090,000


RT の評論家の支持率 71 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore B-

クマさんの映画と言えば、誰もが即座に思いつく大人気の「パディントン」シリーズの第1作め(2014年)の封切り成績は約1,897万ドル(3,303館)、第2作め(2017年)の同成績は約1,100万ドル(3,702館)でしたから、クマさんの映画はファンタジーよりも、やっぱり猛獣として、人を襲ってもらう動物ホラーのほうがウケる…!!ということになるのかも。そして…、


ユニバーサル映画としては、いわゆる人形ホラーのジャンルに現代的にアプローチして、コメディの要素も加えた今年2023年最初のヒット作「メーガン」のお友だちロボットの暴走に続けて、ラリってるクマさんの暴走がウケた企画のアイディアのお見事な勝利!!ということになりますが…、

同社が昨2022年の夏に封切ったライオンの恐怖の「ビースト」の封切り成績は約1,158万ドル(3,743館)と振るわなかったことを振り返ると、動物ホラーの主役はやっぱり動物!!なのに、イドリス・エルバ主演作として、人間の映画スターをアピールした宣伝は失敗だった…と、ライオンの前例から学んだクマさんの成功?!と受けとめて、理解することもできそうです…!!、ただし…、

映画の内容の評価としては、エリザベス・バンクス監督の前作の現代版「チャーリーズ・エンジェル」(2019年)が、それなりに楽しめるとは言え、凡作だったのと同様に、運び屋が墜落寸前のセスナから森に投げ捨てたコケインを野生のクマさんが食べて、薬物乱用の過剰摂取で死んだらしいとされる奇妙奇天烈な実話?!、それとも都市伝説?!の面白みは充分に活かされておらず、観客の目を楽しませる動物ホラーの娯楽作として、それなりにまとめられただけに過ぎない…と、ちょっと手厳しい指摘も受けていますが、そもそも現実の “ コケイン・ベア ” のウワサも冗談半分ですから、あまり難しく考えずに気楽に楽しんでもよいのかもしれませんね…!!


上 ↑ の🚩文字のリンク、またはすぐ下 ↓ のポスターの写真をタップしてください…!!


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