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Roma :「グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が、自らの記憶を頼りにして、祖国メキシコの70年代の波乱の日々を美しい白黒の映像でつづった「ローマ」が、詩的な全長版の新しい予告編をリリース ! !



アルフォンソ・キュアロン監督が、オスカーの最優秀監督賞と編集賞を受賞した傑作「グラビティ」とは、まったく異なる魅力を持った「ローマ」です!!


Trailer : ROMA


宇宙からの生還を目指すサンドラ・ブロックの孤軍奮闘にハラハラさせられた「グラビティ」が封切られた2013年から、5年の月日を経て、ようやく、アルフォンソ・キュアロン監督が発表する待望の最新作「ローマ」の新しい予告編を、配給の Netflix がリリースしてくれました…!!


先月7月下旬に初公開された予告編は、道に水が流されるだけ…という意味深に思わせぶりなものでしたが、その続きのようにして、やはり、通路を清掃していたことを明らかにした新しい予告編は、穏やかな家族の風景から始まり…、

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“ Love(愛) ”、“ Courage(勇気) ”、“ Hope(希望) ”、そして、“ Change(変化) "、“ Home(家庭) ” と示された5つのキーワードのテーマを追ううちに、次第と緊迫感が高められ、具体的な筋書きはわからないのに、ドラマチックな情動が積み重ねられていく素晴らしい出来栄えとなっています…!!

私たちは、ある時間と場所によって縛られながら存在している。でも、それが同時に、私たちが何者であるかを定義する。同じ場所と同じ時間の流れをたゆたって、共に存在しているものと私たちは不可思議な絆を結んでいくことになるんです…。

…と、アルフォンソ・キュアロン監督自身が説明してくれたテーマが込められた予告編で暗示された「ローマ」の物語は…、


70年代のメキシコ・シティのローマという地区を主な舞台とし、先住民のミシュテカ人の血を受け継いだ若い女性のクレオとアデラが中流家庭の使用人として奉公し、夫の長期不在という問題を抱えた妻ソフィアと4人の子どもたちの世話に励むのですが、しかし、1971年6月10日のカソリックの祝祭日に、学生が起こした反政府デモに軍が突入した歴史的事件「聖体の日の虐殺」をキッカケに、階級や人種の意味を見直す新しい価値観を模索することを強いられる…。


メキシコ映画界のベテラン女優のマリナ・デ・タヴィラのほかは、ほぼ無名の新人キャストだけに、アルフォンソ・キュアロン監督の名前が最も売りものとなる「ローマ」は、再来週の8月29日(水)に開幕の第75回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映のあと、北米ではオスカーにノミネートの資格を得ることを目的とした限定公開を経て、年末の12月14日に Netflix から配信される予定となっています!!

© Netflix


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