Suicide Squad : ハーレー・クインと悪役特攻部隊の活躍をイチから描き直す「新・スーサイド・スクワッド」の作り手に、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」から解雇されたジェームズ・ガン監督の就任が正式に決定 ! !
マーベル・シネマティック・ユニバースの舵取り役に就任するはずだったガン監督が、DC ユニバースを建て直す大逆転になるのかもしれません!!
2016年に公開されて、大ヒットにはなったものの、肝心の映画の内容には難あり…と評された悪のコミックヒーロー映画「スーサイド・スクワッド」の続編の企画開発を進めていたギャヴィン・オコナー監督(「ジ・アカウンタント」2016年)と、製作・配給のワーナー・ブラザースとの間で不和が生じ、同監督が降板したことから…、
続編にこだわらず、思い切って、仕切り直しのリブートもありと考えたらしい同社が、新たに「スーサイド・スクワッド」の構想を練って、シナリオの執筆を進める「脚本家」として、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.3」から解雇されたジェームズ・ガン監督と契約を結んだことを、ヒーロー映画ニュースの先走りのスクーパー、ウンベルト・ゴンザレスがスッパ抜いたあと、そのスクープが先走りではなく、事実であることを、Heat Vision のボリス・キットとミア・ガルッポがレポートしてくれました…!!
ガン監督の「新・スーサイド・スクワッド」の脚本が完成し、その出来栄えが好評価された製作決定!!の承認の時点で、同監督が自らメガホンをとり、撮影に進むべく、監督契約を追加して結ぶことになる可能性が大!!だと伝えられています…!!
Photo Credit: © Disney / Marvel Studios. All Rights Reserved.
トランプ政権の非人道的と見なされる政策に反対をし、人種や性別、また貧困にもとづく差別をなくす世直しを望んだことから、いわゆる KKK のトランプ氏の取り巻きのネオナチに目をつけられてしまったため、逃げ腰のディズニーから不当に解雇された…とまとめることが出来そうな気の毒なジェームズ・ガン監督に対して、ライバルのワーナー・ブラザースが早速、獲得に乗り出したことを、今夏8月はじめにお伝えしましたから…、
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そのワーナーの動きが実り、晴れてガン監督をお迎えすることができたわけですが、それにしても、この秋にも撮影を開始すると期待されていたはずの「スーサイド・スクワッド 2」は、どうして?!、ポシャってしまったのか…?!
言うなれば監督交代の気になる背景について、事情を伝えてくれた Variety のジャスティン・クロールによれば、ギャヴィン・オコナー監督の悪役特攻部隊の第2弾と、そもそも、ハーレー・クインが戦隊を率いる!!というコンセプトが同じと言えるマーゴット・ロビー製作・主演の「バーズ・オブ・プレイ」は当然のように、ストーリーの展開が似通っていたそうです。
On the Gavin O'Connor front in relation to SS2, hearing the story he had for the sequel ended up almost being identical to the BIRDS OF PREY story and when that film was given the go ahead to go before SQUAD 2, O'Connor grew frustrated and fell off project to do HAS BEEN instead
— Justin Kroll (@krolljvar) 2018年10月9日
よって、似た内容の映画を2本、作っても仕方がないため、ワーナーは「スーサイド・スクワッド 2」か、それとも「バーズ・オブ・プレイ」か?!の二者択一の選択をしなければならなかったわけですが、先月9月下旬にお伝えしたように、経済メディアのウォール・ストリート・ジャーナルの記者から転身した女性のキャシー・ヤン監督(「デッド・ピッグス」2018年)には、2020年2月7日全米公開決定!!の封切り日が与えられ、ハントレス役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドも起用されました…!!と、つまり…、
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自分の「スーサイド・スクワッド 2」よりも、キャシー・ヤン監督の「バーズ・オブ・プレイ」を優先したことに不満を抱いて、ギャヴィン・オコナー監督は降板してしまったようなのですが、恐らくは、その2本の映画の企画が酷似してしまったチグハグに伴い、悪役特攻部隊の仕切り直しが必要では?!という考えに到ったらしいことで、ジェームズ・ガン監督に白羽の矢が立てられた経緯のようです…!!、ただし…、
ガン監督の「新・スーサイド・スクワッド」にも引き続き、ハーレー・クイン、デッドショット、ジョーカーといった前作と同じキャラクターたちが登場する見込みだとも伝えられています。
となれば、マーゴット・ロビーではないハーレー・クインというのは、もはや考えられませんから、恐らくは続編的な要素を含んだリブートの “ リブートクエル ” として、ほぼ同じ顔ぶれを引き継ぎながらも、一部のキャストは変わることになるのかも…?!
なお、このガン監督の結果的にマーベルから DC への移籍にともない、世間一般と同様に、同監督を理不尽に不当解雇した大間違い!!と理解して、ディズニーに対し、反感を露わにしてきたバティスタも移籍し、ガーディアンズを辞めて、悪役特攻部隊のメンバーになるのでは…?!などとも憶測されていますが、当のバティスタ本人は早くも、どこにサインすればいいのか?!と、「新・スーサイド・スクワッド」の出演契約書にサインしたい!!と、ウズウズしているやる気を、Twitter を通じて、ハッキリと示しています!!
Where do I sign up! James Gunn Boards ‘Suicide Squad 2’ To Write And Possibly Direct – Deadline https://t.co/OwdDbAm1Ks
— Dave Bautista (@DaveBautista) 2018年10月9日
マーベル・シネマティック・ユニバースの次の監修者として、「アベンジャーズ」シリーズのメガホンが託されるものと見なされていた逸材のガン監督を思いがけず、獲得できたワーナー・DC は、ついに自分たちのシネマティック・ユニバースを舵取りする最高のクリエイターにめぐり会えたのかもしれませんね!!
「スーサイド・スクワッド」の第1作めを手がけたデヴィッド・エアー監督が、ジェームズ・ガン監督の過去のツイート問題を気にせず、同監督を起用したワーナー・ブラザースの勇敢さと賢明を称えると同時に、ガン監督ほど悪役特攻部隊の作り手にふさわしい者はいない!!とエールを贈ってくれました!! https://t.co/TQo0NYwQ5y
— CIA⭐Movie News-Billy (@CIA_Billy) 2018年10月10日
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