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Box Office : 1月25日~27日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第4位

SF小品の傑作「アタック・ザ・ブロック」のジョー・コーニッシュ監督が満を持して放った第2作め「ザ・キッド・フー・ウッドゥ・ビー・キング」が、即座に殿堂入りの名作とまで高評価を博すも、観客には見向きもされず、もったいない沈没の初登場第4位 ! !


第4位 (初) 「ザ・キッド・フー・ウッドゥ・ビー・キング(5,900万ドル)

$7,250,000−(3,521館/$2,059)−$7,250,000

TV Spot : The Kid Who Would Be King


RT支持率は評論家 86 % , 観客 74 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+

アカデミー賞のノミネートが発表された直後の週末は、複数の部門で候補にあげられた映画に注目が寄せられて、話題となり、集客を増すことに…といった映画興行のお決まりのセオリーを当然、FOX はわかってるはずですが…、


グリーン・ブック」、「ザ・フェイバリット」、「ボヘミアン・ラプソディ」、「スター誕生」、「ヴァイス」といった旧作が軒並み、息を吹き返した影響もあるとは言え(「ローマ」は配信映画のため、興行とは無関係)、ジョー・コーニッシュ監督の約8年ぶりとなる待望の第2作め「ザ・キッド・フー・ウッドゥ・ビー・キング」が、3,521館もの拡大公開なのに、たったの約725万ドルしか稼ぐことが出来なかったガッカリの結果を同社が発表してくれました…。


ジョン・ボイエガが「スター・ウォーズ」の覚醒トリロジーの主演キャストに抜擢されるキッカケになった「アタック・ザ・ブロック」(2011年)が高評価を博したとは言え、同映画は限定公開で封切られた小品でしたから、その面白さが、一般にはあまり知られていないことや、ジョー・コーニッシュ監督が、人気のエドガー・ライト監督(「ベイビー・ドライバー」2017年)を支えてきた相棒であることも、映画通にしか知られていないこと、また、名優パトリック・スチュワートや、「ミッション・インポッシブル」シリーズで大人気のレベッカ・ファーガソンらが参戦してくれたものの、児童向けと見なされた映画の主演をつとめたルイ・アシュボーン・サーキス君は、お父さんの名優アンディ・サーキスとは違って、無名の子役ですから当然、集客力を欠いていることを踏まえると…、

Movie Clip : アンガス・イムリーが演じる魔法使いの若マーリンが、現代の円卓の騎士の少年少女たちを特訓するシーン ! !


約5,900万ドル以上の製作費を費やして、全米拡大公開で封切ったのは、もしかすると誤りだったかもしれませんが、映画の内容そのものは大変に好評を博していますし、出口調査のスコアも “ B+ ” ですから、観客は納得して、映画館を後にしたことが窺えます…。


よって、まったく残念な「ザ・キッド・フー・ウッドゥ・ビー・キング」の沈没ですが、しかし、児童向けの映画の寿命は長く、封切りから年月を経ても、くり返し観られる可能性がありますから、そこに期待をして、徐々に好評が広がり、現代の新しいクラシックへと成長するのを待つしかないのかもしれません…?!

Movie Clip : ルイ・アシュボーン・サーキス君が演じる主人公のアレックス少年が、お母さん(デニース・ガフ)の目の前で、自分が聖剣エクスカリバーに選ばれた王であることを証明するシーン ! !


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Photo Credit: © 20th Century Fox. All Rights Reserved.


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