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2019 Oscars’ Ratings Rise From 2018 : 司会者なしの第91回 アカデミー賞 授賞式の視聴率が、史上最低の前回から改善するも、引き続き低迷のジリ貧は変わらずの結果 ! !


人選が視聴率の決め手のようにも言われていた司会者をなくした方が視聴率がよかったのなら、もうオスカーに司会者はいらないかもしれません?!


「グリーン・ブック」が最優秀作品賞に選ばれたことを、スパイク・リー監督が大胆に「誤審」と言ってのけて、嘲ったことが話題になっている昨夜(現地2月24日)の第91回 アカデミー賞 授賞式の本国の北米での視聴者の数が、史上最低のワースト記録だった前回の約2,650万人から、やや改善し、約2,960万人だったことが、ニールセンの調べにより伝えられました…!!


わずかでも数字が上向いたのは当然よいことですが、しかしながら、過去の10年間において最も視聴者の数が多かった5年前の2014年開催の第86回(エレン・デジェネレスが司会をつとめて、自撮りの写真がSNSで大ウケし、「12イヤーズ・ア・スレイブ」が最優秀作品賞に選ばれた)の約4,370万人と比較すると、低迷の状況は何も変わっていないことになりますし…、


前々回の第89回の授賞式において、あろうことか、最優秀作品賞の発表を間違えた大失態によって、信頼を損ない、どん底におちいった前回を仮りに例外とすれば、昨夜の視聴率は史上最低だったことになります。と、つまり、改善したと言っても、史上2番めに視聴者の数が少なかったワースト№.2 のわけですから、授賞式を放送するABCテレビとしては、やはり、みんな大好き映画部門を設けようとしたり、一部の賞の贈呈を CM 中に行い、放送時間の短縮を目指したような改善策?!を引き続き、検討するのかもしれません?!

冒頭の語りをつとめたゴールデン・グローブ賞の司会者として有名な人たちを、昨夜の事実上の司会者のように受けとめて、ついにオスカーがナンチャッテ映画賞のゴールデン・グローブに敗北した…と思ってしまった方もいらっしゃるかも…。
ジョン・スチュワートが司会をつとめて、コーエン兄弟監督の「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」が最優秀作品賞に選ばれた2008年開催の第80回が、約3,200万人の視聴者しか集められず、その前年の第79回(マーティン・スコセッシ監督の「ディパーテッド」が最優秀作品賞)の約4,020万人から、いきなり大きく数字を落として以来、視聴者を獲得することが難しくなったオスカーの苦難は、人々が生放送にこだわらず、見せ場だけを YouTube や、Twitter の動画で、かいつまんで見ればよいとか、電波ではなく、ストリーミングのネット配信で観る、スマホを使って、外出先で観るといったテレビの視聴形態の様変わりと無関係ではないように思われますが、第79回の司会はエレンでした…。


となると、ひとまず、エレン・デジェネレスに司会を頼むのが、最も手っ取り早い改善策か…なんて思えなくもありませんが、さて、CIA リーダーのみなさんは、アカデミー賞の授賞式に司会者は必要か、それとも不要か?!、様々な演出のネタを盛り込まず、授賞式として、賞の発表にのみ専念した方がよいのか?!、そして、放送時間は出来るだけ短縮した方がよいのか?!、また、配信の映画は映画ではなく、テレビ映画と見なして、オスカーの対象から外した方がよいのか?!などなど、アカデミー賞と映画の今後について、どのようなご意見をお持ちになられているでしょう…?!


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