Foundation: SF小説の大家の故アイザック・アシモフの代表作「銀河帝国興亡史」の映像化が、ついに初めて実現したことで注目の AppleTV+ の配信シリーズ「ファウンデーション」の予告編を初公開 ! !
シリーズのトーンを決める重要な初回の第1話めのメガホンをとったのが、ハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」の大失敗…
…で知られるルパート・サンダース監督ですから、見かけ倒しかもしれない「ファウンデーション」の…
Trailer : Foundation
撮影の様子や、仕掛け人のデヴィッド・S・ゴイヤーのコメントなども交えた予告編…というよりは、プロモ・ビデオが、北米で今日の週明けの月曜日の6月22日に、Apple が新型コロナ仕様のヴァーチャル・イベントとして、オンラインで催した WWDC(ワールドワイド・デベロッパーズ・カンファレンス)、つまり、世界開発者会議で初公開されました…!!
いわゆるロボット三原則で知られる SF 界の大家の故アイザック・アシモフ(1992年没)が、1942年に最も最初の物語を発表した壮大な小説シリーズ「銀河帝国興亡史」について、クリス・ノーラン監督の「ダークナイト」トリロジーの原案と脚本を手がけたことで知られるデヴィッド・S・ゴイヤーは「50年以上も前から映像化の試みがくり返されてきた…」と語っていますが、その半世紀もの長年月の真偽については何とも言えないものの、とりあえず、ニュー・ライン・シネマが1998年に着手するも実現せず、そのあと…、
ローランド・エメリッヒ監督(「ミッドウェイ」2019年)や、クリス監督の弟の脚本家ジョナサン・ノーラン(TVシリーズ「ウエストワールド」)らが断念してきた経緯を踏まえると、確かに難攻不落と言えそうな企画を、「アバター 2」(2021年12月17日全米公開予定)の脚本家のジョシュ・フリードマンと組んで、クリエイターをつとめたゴイヤーが、ついに現実の作品に仕上げたことは、ひとまず高評価ができそうな「銀河帝国興亡史」を、現在は「ファウンデーション」として邦訳出版している早川書房によれば…、
〔銀河帝国興亡史1〕 第一銀河帝国は崩壊しつつあった。だが、その事実を完全に理解している人間は、帝国の生んだ最後の天才科学者のハリ・セルダンただ一人であった!!、彼は来たるべき暗黒時代にそなえ、第二帝国樹立のためのファウンデーションを設立したのだが…。
〔銀河帝国興亡史2〕 天才科学者セルダンによって、辺境の惑星ターミナスにファウンデーションが設置されてから二百年が経過した。はじめは百科辞典編纂者の小さな共同社会として発足したファウンデーションも、やがて諸惑星を併合し、着々とその版図を拡大していった。だが、ついに彼らの前に怖るべき敵が…!!
〔銀河帝国興亡史3〕 その超能力を駆使して第一ファウンデーションを撃破したミュールは、次に第二ファウンデーションの探索を開始した。自らの銀河帝国を樹立するためには、なんとしても謎に包まれた第二ファウンデーションを発見、撃破せねばならなかったからである!!
…といった次第で、テレビシリーズ「ザ・テラー」の第1シーズン(2018年)の主演をつとめ、ホラー・ドラマの物語に真実味を持たせる存在感を発揮した名優のジャレッド・ハリスが天才科学者のハリ・セルダンの役に扮して、「キャプテン・マーベル」(2019年)のローナン=リー・ペイスのほか、リア・ハーヴェイ(「ファイティング・ウィズ・マイ・ファミリー」2019年)、フィンランド映画界のラウラ・ビルン、「クリッター」シリーズのテレンス・マンらと共演した「ファウンデーション」の肝心の配信開始日については、今のところ来年2021年中とだけで、日付けは伏せられていますが…、
Photo Credit: © AppleTV+. All Rights Reserved.
果たして、不人気の AppleTV+ にとって、サブスクの視聴会員を集める起爆剤の作品になりそうか…?!、CIA リーダーのみなさんは、予告編をご覧になって、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!