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First Trailer for Guillermo del Toro's 'Nightmare Alley' : オスカー受賞のギレルモ・デル・トロ監督が、ブラッドレー・クーパーを主演に起用して、「悪魔の往く町」を再映画化した新境地のサイコ・スリラー「ナイトメア・アレイ」の予告編を初公開 ! !

ギレルモ・デル・トロ監督が単にオタク映画だけではない独創的な傑作を創りあげる異才として、アカデミー賞を再び席巻することになるのか…?!


もう約3年前の2018年に授賞式が開催された第90回アカデミー賞の最優秀作品賞と監督賞を含めた計4冠に輝いた名作「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」から続けて、ギレルモ・デル・トロ監督とチームを組んだディズニー傘下のサーチライト・ピクチャーズが…

Trailer : Nightmare Alley


同監督の最新作「ナイトメア・アレイ」の予告編を初公開してくれました!!、当初に主演するはずだったレオナルド・ディカプリオに代わって、リメイク映画の「スター誕生」(2018年)では、監督としての手腕も発揮した…


ガーディアンズのアライグマ、つまりブラッドレー・クーパーが演じる主人公のスタンが読心術のトリックを使って、巧みに人心をあやつり、自分の野心を満たそうとするスリラー映画は、1947年公開の古典映画「悪魔の往く町」の原作にあたるウィリアム・リンゼイ・グレシャム著の同名小説(1946年出版)を…

元ヘルボーイの親友ロン・パールマンからプレゼントされたギレルモ・デル・トロ監督が、前述の古典映画を観たことはありませんでしたが、長編の小説を一読するや、大いに気に入ったことから、再映画化の実現につながった作品です…!!



映画の物語のあらましは初公開の写真にあわせて、すでに詳しく紹介しましたが、ブラッドレー・クーパー扮する主人公スタンが、ウィレム・デフォー(「ザ・カード・カウンター」北米公開中)が率いる旅回りの見世物小屋の仕事にありついたことから…、

初対面の他人の心の中をズバリ読みとる…!!という不思議な読心術の芸を披露していたズィーナ(↓)=トニ・コレット(「ヘレディタリィ」2018年)が開発した暗号伝達の巧みなトリックを会得し、その大ウケの読心術を自らが演じて利用し、ひと旗揚げよう!!と…

ドラゴン・タトゥーのルーニー・マーラが演じるモリー(↓)と一緒に大都会に進出するのですが…、

モリーとは「キャロル」(2015年)で親密になった間柄のケイト・ブランシェットが演じる精神科医リリス・リッター博士(↓)が現われ、スタンの読心術はインチキだと指摘し、トリックを見破ってみせる!!と挑戦されることに…!!

しかし、実はリリス・リッター博士こそが、さらに上手の危険な人物だったことから、翻弄されたスタンの世界の天地はひっくり返り、抜き差しならない事態におちいるようですね…!!

その他の共演者には「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」から引き続き、ご登場の名優リチャード・ジェンキンス、前述のデル・トロ監督とは名コンビの元ヘルボーイのロン・パールマン、「パシフィック・リム」(2015年)から参戦のクリフトン・コリンズ Jr. のほか…、

「ノーマッドランド」(2020年)のデヴィッド・ストラザーン、「ジャスト・マーシー」(2019年)のティム・ブレイク・ネルソン、テレビシリーズ「マインドハンター」のホルト・マッキャラニーらに加えて、「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3」(1990年)のドクのお相手のメアリー・スティーンバージェンが出演してくれています…!!


お得意のホラーや SF などのオタクな要素を封印して、あくまでも現実の世界に物語が立脚している新境地の「ナイトメア・アレイ」について、ギレルモ・デル・トロ監督は「ぼくのふだんの映画とは、かけ離れた作品…」と語ってくれていましたが、予告編で披露された映画のイメージとしては…

「ふだんの映画」に相通じるダーク・ファンタジーを想わせる悪夢的なカットが随所に観受けられ、あぁ、やっぱり、ギレルモ・デル・トロ監督の作品だ…!!という印象ですし…、

半魚人との恋を描いた…とは言え、「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」の核心のテーマは、サリー・ホーキンスが演じた主人公の障害を持つ女性の孤独の人間ドラマでした。そして、初期の代表作の「ザ・デビル'ズ・バックボーン」(2001年)と「パン'ズ・ラビリンス」(2006年)は、ホラーとファンタジーの体裁を採りながらも、戦争の現実が暗い影を落としていた社会的な側面もありましたから、ギレルモ・デル・トロ監督の…


根っからファンの方は、そもそも単にオタク映画の創り手ではないと理解されているはずです。ですから、ついにオタク要素が消え失せたとされる「ナイトメア・アレイ」には文字通りモンスターのクリーチャーは出現しないものの、読心術ができるだとか、ありもしないウソを言葉巧みに平気でついて、人びとを騙し、周囲を自分の意のままに操ろうとする悪魔的な人間こそが最も恐ろしいモンスターだ…

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…という観方において、ネットの SNS の無責任な人びとや、あろうことかパンデミックを政治利用する悪徳政治家たちが拡散するウソやデマに翻弄されて、右往左往の現在の混乱しきった世界を反映した実にタイムリーの社会的なホラーに仕上がっているのではないでしょうか…?!、さて、初公開の予告編をご覧になられて、CIA リーダーの皆さんはどのような感想をお持ちになられたでしょう…?!、ギレルモ・デル・トロ監督の待望の最新作「ナイトメア・アレイ」は、北米では今年2021年末の12月3日から限定公開で封切りの予定です…!!


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