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Box Office : 9月17日~9月19日の全米映画ボックスオフィスTOP5

アジア系ヒーローの「シャンチー」が、マーベル史上7本めの3週連続第1位を達成して、「アベンジャーズ: エンドゲーム」の記録と並んだ快挙の一方、名匠クリント・イーストウッド監督が、91歳の高齢にして主演も兼ねた「クライ・マッチョ」が残念な沈没 ! !

*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$21,700,000−(4,070館/$5,332)−$176,893,555


昼寝し、夕方に起きて、パンイチで寝ぼけながら、韓国のかっぱえびせんを食べてたら、マーベルのケヴィン・ファイギからの電話で「シャンチー」の主演に大抜擢が伝えられ、人生が一変したという逸話を語ってるシムにとって必須の10のアイテムのご紹介 ! !


RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 71 / 出口調査の CinemaScore A

全米映画興行の週末ランキング第1位の王座を何連覇できるか?!は、観客動員を維持することのほかに、どんな後続の新作映画とぶつかるのか…?!という「時の運」にも左右されるため、連覇の数が多いからといって、必ずしも本当に大ヒット映画だとは限りませんが…、


公開3週めだと言うのに、またしても並のオープニング・ヒットの約2,170万ドルを売りあげて、国内の興行成績の総額が約1億7,689万ドルに達した「シャンチー」は、現在のところ今年2021年最大の全米ヒット作の女王の座に君臨している同じマーベル作品「ブラック・ウィドウ」の同成績=約1億8,338万ドルに迫り、もはや、シムとノラの迷コンビが、ナットとエレーナのシスターズにとって代わるのは間違いない…!!と断言できそうですし…、

2億ドル突破も視野に入っていますから、仮りにその超大台を超えると、昨2020年1月封切り、つまりパンデミック前に公開された「バッド・ボーイズ・フォー・ライフ」が叩き出した約2億442万ドル以来の久しぶりの2億ドル台の成績となるため、この「シャンチー」の3連覇は、まさに映画復活!!を証明してくれた本当にうれしい大ヒットと言えそうです…!!、なお、マーベル・シネマティック・ユニバースの計25本の映画のうち、運と実力が兼ね備わって、3連覇を達成できたのは…、

「アベンジャーズ」の第1作め(2012年)と「インフィニティ・ウォー」(2018年)と「エンドゲーム」(2019年)、「キャプテン・アメリカ」の第2作め「ザ・ウィンター・ソルジャー」(2014年)のほか、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の第1作め(2014年)と「ブラック・パンサー」(2018年)の6本だけですから、「シャンチー」は、それらのマーベルの人気映画に続く、7本めの3連覇です!!、そして、仮りに…


次の週末に全米公開の賛否半ばだけに沈没するかもしれないミュージカル映画の「ディア・エヴァン・ハンセン」を退けて、もしも、4連覇を達成すれば、前述の「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」と「ブラック・パンサー」に続く、マーベル史上3本めの栄光の4連覇作になるかもしれません!!、「シャンチー」は、マーベルとは無関係の独立した映画として、充分に楽しめる作品です…!!、コミックヒーロー映画に興味のない方も映画館に出かけてみてはどうでしょう…?!


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© Disney / Marvel Studios. All Rights Reserved.


第2位 (2) 「フリー・ガイ」(1億2,000万ドル)

$5,200,000−(3,288館/$1,582)−$108,576,030

© Disney / 20th Century Studios. All Rights Reserved.

RT の評論家の支持率 82 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

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第3位 (初) 「クライ・マッチョ」(3,300万ドル)

$4,515,000−(3,967館/$1,138)−$4,515,000

Trailer : Cry Macho


RT の評論家の支持率 52 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore B

1930年生まれの現在91歳ということは、もう約41年前の1980年に亡くなった故スティーブ・マックイーンや、今夏7月はじめに亡くなられた「スーパーマン」(1978年)のリチャード・ドナー監督のほか、バイオレンス映画のレジェンドのキンジ・フカサク監督(2003年)らと同じ年に生まれた同世代の映画人ということになる…


名匠クリント・イーストウッド監督が、約半世紀前の1971年公開の監督デビュー作にして、サイコスリラー映画のジャンルを確立した傑作に位置づけられた「恐怖のメロディ」から数えて、非公式の監督作までを含めれば、40本めの作品となる「クライ・マッチョ」の封切り成績が、たったの約452万ドルの沈没だったことから、ハリウッドの伝説的な映画人のご本人とファンにとっては、やや屈辱的な結果となってしまいました…。と書けば…、

パンデミック禍の今年2021年全米公開の映画は総て封切り同時配信の方針をとったワーナー・ブラザースが、またしても配信のせいで自滅したひとり負けか…と思われそうですが、さすがにもう、91歳のご高齢の老いたイーストウッドを観たいと思う人は少ない…ということでしょうか?!、映画の出来栄えもけして、ほめられてはいない「クライ・マッチョ」の封切り成績は、せいぜい700万ドル前後しか稼げないのでは…のハナから沈没の予想をさらに下回った敗北となっています…。

2008年公開の名作「グラン・トリノ」を最後として俳優を引退したはずのクリント・イーストウッドは、そのあと、「スター誕生」のリメイク映画の製作が、主演のビヨンセの妊娠により中止になったことから、空いたスケジュールを無駄にしたくない…という理由で、プリンセス・エイミー・アダムス共演の野球映画「トラブル・ウィズ・ザ・カーブ」(2012年)に主演して復帰をし、さらにまた自分と同じ高齢者の貧困の問題を絡めて、監督も兼ねた「ザ・ミュール」(2018年)にも主演し、その運び屋の映画が国内では、1億ドルを超える大ヒットになった栄光の実績を踏まえると、そこでやめておけば…といった感がなくもありませんが…、

Featurette : 映画スターとしての大成功にあぐらをかかず、早くから創り手を目指して、監督業に乗り出し、名匠の地位を得たイーストウッドの軌跡を振り返ったプロモビデオ ! !


今から約33年前の1988年に代表作の「ダーティ・ハリー」シリーズ第5作めにして、最後の作品になった「ザ・デッド・プール」を作るか、それとも「クライ・マッチョ」の企画を選ぶか…を考えあぐねた末に、前者を選んだことへの後悔があり、自分がやり残した仕事だとでも思っていたのかも…ですが、結果的には当時の判断は、やはり、正しかったのかもしれません…?!

故キャサリン・ヘプバーン主演の名作映画「雨を降らす男」(1956年)などで知られる脚本家の故 N・リチャード・ナッシュ(2000年没)が、1970年代に映画のシナリオとして執筆し、映画スタジオに売り込むも、買い手がいなかったため、仕方がなく小説化したところ出版されて、高評の人気を博したことから、各社がいらないと言ったはずの脚本を欲しがる争奪戦になった…という逸話のある「クライ・マッチョ」は…、

かつてはロデオの名うての乗り手だったが、不幸に遭って、落ちぶれた主人公が、借りのある元ボスから、メキシコで母親と一緒に暮らしてる息子を拉致してでも、アメリカに連れ戻してほしい…という国境越えのヤバい仕事を頼まれることに…という物語ですが、そんな仕事を後期高齢者に頼む人がいるとは思えませんから、ついに映画化を実現できたはよかったものの、イーストウッドは遅すぎたかもしれませんね…。


© Warner Bros. All Rights Reserved.


第4位 (4) 「キャンディマン」(2,500万ドル)

$3,500,000−(2,820館/$1,241)−$53,168,490

© Universal Pictures. All Rights Reserved.

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B

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第5位 (3) 「マリグナント」(4,000万ドル)

$2,680,000−(3,501館/$765)−$9,803,527

Digital Spot : Malignant


RT の評論家の支持率 75 % / Metacritic スコア 51 / 出口調査の CinemaScore C

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