'The Nun II' Dropped Almost -40% from Predecessor, but still a Modest Hit 💰 恐怖の尼さんと尼ちゃんたちが再戦の「ザ・ナン 2」が、カンジュアリング・ユニバース最大封切りヒットを叩き出した前作から大きく成績を落とすも、評価は上向いて、黒字は確定のそこそこデビュー ! !
中南米の伝承の「嘆き悲しむ女」の恐怖を描いて、2019年の春に公開されたホラー映画の…
「ザ・カース・オブ・ラ・ヨローナ」には、カンジュアリング・ユニバース第2作めと同時にスピンオフ・シリーズの第1作めの恐怖の人形「アナベル」(2014年)の登場人物のペレズ神父=トニー・アメンドーラが姿を見せることから、カンジュアリング・ユニバースに含まれる作品ですよ!!と、CIA も…
間違った紹介をしていましたが、しかし、実際のところは、DC スタジオのジェームズ・ガン社長の相棒の共同社長として、これから新生 DC ユニバースを起ちあげるプロデューサーのピーター・サフランが「ラ・ヨローナ」の製作には関わっておらず、ガンじゃなくて、ワンのほうのジェームズ監督、つまりカンジュアリング仕掛け人のジェームズ・ワン監督と相棒のプロデューサーのピーター・サフランが共同製作をしたことが、ユニバースの重要な定義になるため、カンジュアリング・ユニバース作品の「公式リスト」には含まれておらず、単にペレズ神父がカメオ出演しただけ…にしか過ぎなかった監督デビュー作「ラ・ヨローナ」の出来栄えが…
「ザ・ナン 2」(製作費 : 3,850万ドル)
$32,600,000−(3,728館/$8,745)−$32,600,000
ガンとワンの相棒のピーター・サフランに認められたことで、初めて公式にユニバースに招かれ、いきなり本流シリーズの第3作め「ザ・デビル・メイド・ミー・ドゥ・イット」つまり「あの悪魔が私にやらせた」(2021年)を任されたマイケル・チャベス監督が手がけた恐怖の尼さんのスピンオフ・シリーズの第2作めを全米公開した配給のディスカバリーが公表した封切り成績は約3,260万ドルでした…!!となれば…、
カンジュアリング・ユニバース全8作品の封切り成績のランキング
第1位「ザ・ナン」(2018年) 5,381万ドル(3,876館)
第2位「カンジュアリング」(2013年) 4,186万ドル(2,903館)
第3位「カンジュアリング 2」(2016年) 4,041万ドル(3,343館)
第4位「アナベル」(2014年) 3,713万ドル(3,185館)
第5位「アナベル 2」(2017年) 3,501万ドル(3,502館)
第6位「ザ・ナン 2」(2023年) 3,260万ドル(3,728館)
第7位「カンジュアリング 3」(2021年) 2,410万ドル(3,102館)
第8位「アナベル 3」(2019年) 2,027万ドル(3,613館)
第2位「カンジュアリング」(2013年) 4,186万ドル(2,903館)
第3位「カンジュアリング 2」(2016年) 4,041万ドル(3,343館)
第4位「アナベル」(2014年) 3,713万ドル(3,185館)
第5位「アナベル 2」(2017年) 3,501万ドル(3,502館)
第6位「ザ・ナン 2」(2023年) 3,260万ドル(3,728館)
第7位「カンジュアリング 3」(2021年) 2,410万ドル(3,102館)
第8位「アナベル 3」(2019年) 2,027万ドル(3,613館)
…といった次第で、マッケンナ・グレースちゃんとマディソン・アイゼマンちゃんを起用して、アイドル映画色を強めにし、気楽に楽しめる作品だった「アナベル 3」と、当のマイケル・チャベス監督の前作「あの悪魔が私にやらせた」に次いで、下から数えたほうが早い第6位「恐怖の尼さん 2」は、コリン・ハーディ監督がカンジュアリング史上最大の封切りヒットを叩き出した前作から約4割も売り上げを落とした残念…
…の結果ですが、タリタ・ベイトマンちゃんとルル・ウィルソンちゃんがダブル主演し、カンジュアリングの中では、この映画が好き!!というファンが最も多い人気作と同時に高評価もされた恐怖の人形の始まりの物語「アナベル 2」と同等の成績ですから、スピンオフ・シリーズの第2作めとしては、「ザ・ナン 2」の封切り成績は悪くはない…と見なせそうですし、創り手や出演者に正当な報酬を払わず、ピンハネするのが当たり前として知られるブラック企業のワーナー・ブラザース、つまり現在のディスカバリーが…、
俳優と脚本家の両組合と強く対立して、両組合が現在も決行中のストライキを長期化させていることから、主人公のキュートな尼ちゃんのタイッサ・ファーミガと、尼さん見習いの新キャラクター、デブラ役に起用されて大活躍のストーム・リードちゃんたちが宣伝活動できない…のハリウッドの映画産業崩壊中の状況を踏まえると、仮りに通常の宣伝を行えていたなら、もっと封切りヒットしていたかもしれませんし…、
前作の製作費の約2,200万ドルを大きく超えた約3,850万ドルを費やした…とはいえ、約5,270万ドルを海外市場で稼いだ「ナン 2」の世界総額の封切り成績は約8,530万ドルのヒット!!ですから、表に出る創り手のガンとワンのダブル・ジェームズたちを支えて、ビジネスのやりくりをする裏方のピーター・サフランは、黒字が見込める最低ノルマの1億ドル目前だけに、自分の仕事を果たして、成功をおさめるのは間違いなさそうです…!!、そして、そのピーターが無関係の前述の非カンジュアリング作品「ラ・ヨローナ」の封切り成績は約2,635万ドル(3,372館)だったマイケル・チャベス監督としては、とりあえず自己ベストを更新したことになる「ザ・ナン 2」は…、
ホラー映画として、神父や尼僧が絡むから仕方ない…と言えば仕方がないのですが、「ラ・ヨローナ」も「あの悪魔が私にやらせた」も神を崇める宗教色や、日本のシンガーソングライター、Kan さんの1990年の大ヒット曲「愛は勝つ」の歌詞「どんなに困難でくじけそうでも信じることさ 必ず最後に愛は勝つ」的に丸め込むところのあるマイケル・チャベス監督の作家性、それとも単にお決まりのパターン?!に鼻白んでしまう人は、やっぱり要注意かもしれませんが、同監督は…
テスト試写の観客からの指摘と要望を受けて、バイオレンス・アクションの要素を増すために追加の撮影に取り組み、カンジュアリングの仕掛け人のワン監督の異色作「マリグナント」(2021年)もバイオレンス・アクションだったように、ホラー映画の新たな流れのひとつとして、従来の恐怖描写に加えて、暴力描写を増すことで、前作とは違うメリハリをつけたとする「ザ・ナン 2」は、その甲斐あってか、18歳から24歳の若年層の観客が多数派として約4割を占めた封切り興行の出口調査のスコアは前作の “ C ” から、若干ですが “ C+ ” に上向いたので、そのあたりの見どころにも要注目です…!!
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