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Death on the Nile :「オリエント急行殺人事件」が好評のケネス・ブラナー監督のヒゲの名探偵が、豪華客船の殺しの謎を解く第2弾「ナイル殺人事件」の製作準備が早くも非公式にスタート ! !



大人の映画ファンの方が贅沢な気分で楽しめるオールスター・キャストのミステリ映画のシリーズ化が、どうやら、決まる見込みになりました!!


先々週末11月10日に全米で封切られ、好発進のオープニング成績を記録した「オリエント急行殺人事件」に続く、アガサ・クリスティー原作シリーズの第2弾「ナイル殺人事件」の企画が前進し、シナリオの執筆が始まったことを、THR のボリス・キットがレポートしてくれました…!!

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シナリオを書き始めたのに、どうして非公式なの?!というのは、「オリエント急行殺人事件」から引き続き、脚本を担当するマイケル・グリーンと、やはり連続して、メガホンを託されるに違いないヒゲの名探偵のケネス・ブラナー監督たちと製作・配給の20世紀FOXとの間で、続篇の製作に関してのビジネスの契約が出来てはいないからです。しかしながら…、


封切りから10日めの昨日の日曜日(11月19日)の時点で、「オリエント急行殺人事件」の全世界でのトータルの興行成績が約1億4,824万ドルに達したことから、控えめな製作費の約5,500万ドルに対して、早くも黒字が期待できるため、FOX としては、あらかじめ予定をしていた「ナイル殺人事件」の製作に向けて、ひとまず仮りのGOサインを出し、シナリオの執筆を進めることになったようです。

なぜ、仮りのGOサインなのか?!というのは、「オリエント急行殺人事件」の興行が終わって、最終的にどれだけの売り上げになったのか?!、ハッキリとした数字が出ないと、ケネス・ブラナー監督らの続編のギャラを決めることができないため、双方が今は未だ、正式の契約にまで踏み切れないから…といった当り前の事情によるものと思われます。


ミステリの女王のアガサ・クリスティーが、今からもう80年も前の1937年に発表した原作「ナイルに死す」を邦訳出版する早川書房によれば…、

美貌の資産家リネットと若き夫サイモンのハネムーンは、ナイル河をさかのぼる豪華客船の船上で暗転した。突然轟く一発の銃声。サイモンのかつての婚約者が銃を片手に、ふたりをつけまわしていたのだ。嫉妬に狂っての凶行か?、だが、事件は意外な展開を見せる。船に乗りあわせたポアロが暴き出す意外きわまる真相とは…。


…とのことで、先週の興行レポートでもふれたように、この「ナイルに死す」は、70年代のヒットメイカーとして、「キングコング」シリーズでも知られる故ジョン・ギラーミン監督が、名探偵ポアロの役に名優の故ピーター・ユスティノフを起用して映画化し、1978年に発表しています(↓ 予告編)。

Trailer : Death on the Nile


ミア・ファローに、ジェーン・バーキン、ジョージ・ケネディ、ベティ・デイヴィス、アンジェラ・ランズベリー、デヴィッド・ニーヴン、そして、「アンダーワールド 4」(2012年)のインディア・アイズリーちゃんのママのオリヴィア・ハッセーといったスターたちが演じた役をあらためて、現代版の新しい「ナイル殺人事件」では、どんなスターたちが扮して、豪華客船での殺しの謎解きを楽しませてくれるのか?!、ケネス・ブラナー監督のヒゲの名探偵が帰ってくるのを楽しみにしておきましょう…!!

© 20th Century Fox


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