Box Office : 1月19日~21日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第2位
クリス・ヘムズワースを主演に起用して、米軍の騎馬隊の戦闘実話を映画化した「12 ストロング」が、想定どおりの成績とは言え、雷神の集客力があらためて疑問視されそうな結果の初登場第2位 ! !
第2位 (初) 「12 ストロング」(3,500万ドル)
$16,500,000−(3,002館/$5,496)−$16,500,000
Trailer : 12 Strong
★RT支持率は評論家 54 % , 観客 72 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore A
昨2017年秋の全米公開で、いきなり約1億2,274万ドルもの巨額を叩きだした主演映画の前作「ソー : ラグナロク」より1億ドル以上も少ない圧倒的なマイナスの金額のオープニング成績だけに、ハンマーを持っているか、いないかで大違いの雷神ヘムジーですが、約1,650万ドルという金額そのものは、この「12 ストロング」に期待されていた想定にそった数字ですから、ひとまず成功と言ってあげてよいのかもしれません。
それに「12 ストロング」が売り上げた約1,650万ドルというのは、非マーベル映画の主演作として、一昨年の2016年の春に封切られた「ザ・ハンツマン」のオープニング成績=約1,945万ドル(3,791館)と、その前年に公開された「イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シー」(2015年)の同成績=1,105万ドル(3,103館)の中間に位置する数字ですから、前者が大ヒットをした戦う白雪姫(2012年)の続編として、シャーリーズ・セロンらの豪華女優陣が共演だったことを踏まえると、騎馬隊の戦闘実話の映画化が出した結果は妥当だとも評価できそうです。
しかしながら、雷神ヘムジーとディズニーとの契約は、先ごろ撮影がクランクアップした「アベンジャーズ 4」(2019年5月3日全米公開)を持って、終わってしまっただけに、もしかすると、もうヒーローを演じることは二度とないかもしれない将来を思うと、一人前の映画スターとして、ハンマーなしでも、せめて2,000万ドルを超える金額を売り上げ、マーベルに頼らなくても、充分にやっていける!!という集客力を示さなければならなかったのでは…?!と、疑問を抱かれそうです…。それに加えて…、
妻のエルサ・パタキーと私生活さながらの夫婦の役で共演をしたことや、同じくマーベルのヒーロー映画「アントマン」シリーズのマイケル・ペーニャ、「マン・オブ・スティール」(2013年)の悪役のゾッド将軍としても知られる演技派の名優マイケル・シャノンらが脇を固めている見どころもあるわけですから、そうすると、やっぱり、この「12 ストロング」の成績は想定通りだとは言え、パッとしない平凡な結果…と言われてしまっても、仕方がないのかもしれません…。
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