Solo :「スター・ウォーズ」の最新作「ソロ」から解雇された監督コンビが明らかに力量不足だった現場の混乱を、出演者のひとりが、マスコミに激白 ! !、監督交代劇の真相として伝えられた ! !
「ソロ」が陥ってしまったトラブルは、アンソロジー前作の第1章「ローグ・ワン」とは似て非なる事情だったらしいことが伝えられました!!
フィルとクリスは優れた監督たちだよ。でも、彼らは「スター・ウォーズ」のメガホンをとれるだけの域には達していなかったんだ…。
…とのことで、「くもりときどきミートボール」(2009年)と「The Lego Movie」(2014年)の大ヒットで知られるフィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビが、ファンの期待に反して、「ソロ」から解雇されてしまい、現場を去るはめになったのは、どうやら、両者の経験不足がアダになった未熟さが最大の原因だったらしいことが、Vulture のクリス・リーによって伝えられました!!
出演者のひとりとして、フィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビが指揮っていた「ソロ」の現場と、後任に起用されたロン・ハワード監督の現場とを続けて、経験をしたという匿名の俳優が、クリス・リーの取材に応じて語ったとされるコメントをさらに引用すると…、
連中は自分たちが何を求めたいのか?!、当の本人たちですら確信できていなかったんだ。だから、単に直前にした演技とは違う別の演じ方を求めるだけだった…。
…だそうで、フィルとクリスの監督コンビは、ひとつのシーンを撮影するのに、30回以上もの撮り直しを求めるのが常だったそうですが、俳優たちは、自分らの演技のどこに問題があって、やり直しを命じられるのか?!、演出の意図を説明されないまま、ただ違うパターンの演技を求められるだけのくり返しが、さすがに25回を過ぎるあたりから、お互いに顔を見合わせ…、
ねぇ、何か、これ、おかしくない…?!と、監督たちが、実は現場をコントロールできていない状況を察してしまったんだ。彼らはもう、明らかにプレッシャ―に圧倒されていた。この手の大作映画の現場では、彼らよりも上の立場のおエライさんたちが、常に何人もいるからね。だから、本当に経験豊富な第1助監督が結局、多くのシーンの撮影で、本来の監督たちに助けの手を差し伸べるような始末になってしまったんだ…。
…といった次第で、前述のヒット作の2本が、どちらもアニメ映画だった監督コンビは、チャニング・テイタムとジョナ・ヒルを起用した実写映画の「ジャンプ・ストリート」シリーズの2作品も成功させたとは言え、両実写映画の直接の製作費は4,000万ドルから5,000万ドルという控えめな規模だったのに対して…、
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「スター・ウォーズ」は、2億ドル超えの巨額が費やされるのが当たり前のブロックバスター映画ですから、それだけの規模の作品を手がけたことがないばかりか、本来はアニメ映画の作り手だけに、現場で大勢の生身の人間を指揮するのも慣れていなかったのかもしれません…。
そうした浮足立った監督たちの力量不足にカンづいてしまった出演者たちは、後任のロン・ハワード監督が現場入りするや、ひとつのシーンをせいぜい、2、3回程度のやり直しだけで自信たっぷりに撮りあげてしまい、サッサと次の場面へと進んでいくベテランの手際よい仕事ぶりに感心して、即座に敬意を抱くことができたそうですが…、
そのまんま同じ脚本だったんだ。まったく同じ内容のシーンを別の監督が撮り直すことになったんだ。何ひとつ新しいものは追加されなかったし、撮影セットも変わらず、同じだった。けれど、ロン監督は、カメラを引いた広いアングルのカットは撮影せず、セットの一部分だけを使うようにしていた。カメラに映る範囲を狭めれば、製作費の節約になるからだと思う。
…だそうですから、冒頭でふれたアンソロジー・シリーズの前作の第1章「ローグ・ワン」(2016年)も、商業映画は「ゴジラ」(2014年)しか作ったことがなかっただけに新人の域にあった経験不足のギャレス・エドワーズ監督を起用したことで、撮り直しをするはめになり、同監督の師匠にあたる立場のトニー・ギルロイ監督が「ゴジラ」に続けて、手伝ったわけですが…、
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匿名の俳優の証言が間違いないとするならば、アンソロジー2作品のトラブルの決定的に大きな違いは、「ローグ・ワン」はストーリー展開の内容の修正だったのに対して、脚本を変えなかった「ソロ」の内容は修正されなかったわけですから、後者はひたすら監督起用のアテが外れた人的損害の失敗だったことになります…。
つまり、「ローグ・ワン」のギャレス・エドワーズ監督は、ギョーカイ経験が浅いとは言え、一人前の監督として現場の指揮が出来ていたものの、映画の内容が「スター・ウォーズ」のブロックバスター映画としての娯楽性や、醍醐味を欠いていたため、「ボーン」シリーズで知られるトニー・ギルロイ監督が見直しをして、クライマックスの脚本を書き直し、二人三脚で仕上げることになった…と、あくまでも映画の中身の問題だったのに対して、「ソロ」は映画の内容には何ら支障はなく、ただ監督たちが未熟すぎた…ということになります。
よって、アンソロジー2作品のトラブルは、どちらも監督が経験不足という点においては共通するものの、対処することになった問題の本質は異なっているため、似て非なる…という言い方になるわけですが、しかし、自分たちの幼稚さ?!をあからさまに暴露されてしまったような格好のフィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビは、代理人を通じて、Vulture に対し、記事の内容は誤りだと抗議をしています…。
そのため、果たして、匿名の俳優の証言をどこまで信用していいのか…?!、また、守秘義務を破って、現場の事情を語る者が現われたことについて、ディズニーがどういう対応をするのか…?!というのも気にかけなければなりませんが、しかし、「ソロ」については、その他の気になる点として、若きハン・ソロ青年の役に大抜擢されたアルデン・エーレンライクの演技力に難あり…といった不穏なニュースが伝えられていました。そのアルデン・エーレンライクの演技を修正して、質を高めるために特別にコーチが雇われた…という事情について、匿名の俳優は…、
ハリソン・フォードのモノマネに取り組むだなんて、本当に厄介だよ。でも、ルーカスフィルムは、具体的に特徴を真似て、演技をコピーすることを求めたんだ。アルデンはダメな俳優なんかじゃないよ。ただモノマネの出来は充分じゃなかったんだ!!
…とのことで、アルデン・エーレンライクが特に大根役者だったわけではなくて、ハリソン・フォードのハン・ソロの演技の特徴を研究して、そのモノマネを身につけ、随所に盛り込むための練習が必要だったようです…!!
© Disney / Lucasfilm
監督は変わった…しかし、脚本の内容は変わらなかった…というのが確かであれば、とりあえず、「ソロ」の映画の中身そのものには期待が持てそうな証言だったように思われますが、CIA リーダーのみなさんは監督交代劇のトラブルの真相らしき事情が伝えられたことについて、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!
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フィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビは<製作総指揮>とクレジットされて、ロン・ハワード監督の<監督作品>として封切られるらしい「ソロ : ア・スター・ウォーズ・ストーリー」は、メモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)の週末の5月25日(金)から全米公開!!、サーガの続報をお楽しみに…!!
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