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Box Office : 7月27日~29日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位


「ミッション : インポッシブル」史上最もクールで面白い ! ! どころか、アクション映画史上最高の名作の殿堂入りと讃えられる絶賛の「フォールアウト」が当然、シリーズ新記録のオープニング成績を叩き出した快挙の初登場第1位 ! !


第1位 (初) 「ミッション : インポッシブル - フォールアウト(1億7,800万ドル)

$61,500,000−(4,386館/$14,022)−$61,500,000

TV Spot - Mission: Impossible – Fallout


RT支持率は評論家 97 % , 観客 93 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A

1960年代の後半から70年代にかけて人気を博したテレビシリーズ「スパイ大作戦」をリメイク映画化した第1作めのブライアン・デ・パルマ監督作品が封切られたのは、1996年でしたから、それから約22年の月日が流れたことを振りかえると、もはや時代遅れの古いシリーズと言われても仕方がないはずの「ミッション : インポッシブル」の第6作め「フォールアウト」を封切ったパラマウント映画が…、


週末3日間のオープニング成績の見込みとして、約6,150万ドルの金額を発表したことから、シリーズ史上初の続投をつとめたクリストファー・マッカリー監督が、前作「ローグ・ネイション」の自己記録を更新したどころか、過去の5作品の記録をすべて上回ってしまいました…!!

「ミッション : インポッシブル」の封切り成績のランキング

第1位フォールアウト」(2018年) 6,150万ドル(4,386館)
第2位M:I-2」(2000年) 5,785万ドル(3,653館)
第3位ローグ・ネイション」(2015年) 5,552万ドル(3,956館)
第4位M:I-3」(2006年) 4,774万ドル(4,054館)
第5位ミッション : インポッシブル」(1996年) 4,544万ドル(3,012館)
第6位ゴースト・プロトコル」(2011年) 2,956万ドル(3,448館)

※第6位の「ゴースト・プロトコル」は、まず425館での小規模の封切りにより、約1,279万ドルを稼いだあとに、全米公開された時の金額です。そうした段階を追った封切りだったため、数字が極端に小さくなっています。


…といった次第で、2000年に封切られてから、ずっと首位の座を維持してきたジョン・ウー監督の「M:I-2」の記録が、ついに破られたわけですが、しかし、18年前の約5,785万ドルという金額は、現在のお金の価値にすると約8,473万ドルもの大ヒット!!だったことになりますし…、


1館あたりの売り上げの平均値を比較すると、ジョン・ウー監督は約1万5,835ドルを稼いでいたのに対して、 クリストファー・マッカリー監督は約1万4,022ドルですから、劣っていることになります。

よって、通貨の価値の変動のインフレ率や鑑賞券の値段の違い、スクリーンの数の差などを考慮して推測すると、実際の観客動員の数としては、必ずしも「フォールアウト」が最高の№.1ヒット!!だとは言えないかもしれません。しかしながら…、

Movie Clip : ブラック・ウィドウと戦えそうなヴァネッサ・カービーの武器商人の “ ホワイト・ウィドウ ” の登場シーン ! !


前述のように第1作めから約22年の時が過ぎて、主演のトム・クルーズがもう、アクション映画スターとしては限界に近い56歳の年齢に達したことを踏まえると、とっくに終わっていてもいいはずの「ミッション : インポッシブル」だけに、それが最も注目度が高かった人気ピークの第2作めの封切り成績に迫り、見た目の数字としては超えた!!というのは、圧倒的に称賛されて然るべきはずです!!、さらにまた、この驚異的なヒットに到った理由として…、


「フォールアウト」が出口調査で歴代最高の “ A ” のスコアを獲得し、面白すぎる!!と観客が大絶賛!!どころか、ジャーナリストからは「マッドマックス : フューリーロード」(2015年)と並ぶアクション映画の金字塔!!とまで評され、シリーズ最高の出来栄えの名作に位置づけられた!!という実に力強い実力の裏づけを持った信頼感からすると、トム・クルーズが若い頃よりも危険なスタントに挑戦して、1本ごとに魅力が増し、より面白くなる「ミッション : インポッシブル」こそは、まさに映画シリーズの最高のお手本の鑑と呼べそうです…!!


なお、前作「ローグ・ネイション」の国内での最終的な売り上げは約1億9,504万ドルという2億ドルを目前にして、ストップしてしまった残念な結果でしたが、ひとまず「M:I-2」を超えた快調の出足から推測して、「フォールアウト」は2億ドルを突破する可能性が大!!と見込まれています!!、「ゴースト・プロトコル」が約2億940万ドル、「M:I-2」が約2億1,541万ドルを稼いでいますから、「フォールアウト」が、それらの記録にどこまで迫って、超えることができるのか?!と期待が持てる状況になりそうだけに、パラマウント映画が次のミッションを言い出す可能性も同時に大ではないでしょうか…?!、ちなみに…、


トム・クルーズの主演作として、これまでに封切り興行で最も大ヒットした第1位は、共演者のダコタ姉ちゃんにくっついて来た妹の幼いエルたんの子守りをしながら撮影した「宇宙戦争」(2005年)の約6,488万ドル(3,908館)であり、第2位は「M:I-2」でしたから、「フォールアウト」は新たにトム史上2番めのオープニング・ヒット!!ともなっています…!!

Movie Clip : パリの凱旋門を背景にしたバイク・スタントの見せ場の本編シーン ! !


昨2017年夏の勝負映画だったホラー・コメディの「ザ・マミー」が期待ハズレに終わったばかりか、同年の秋に封切られた「アメリカン・メイド」も振るわず、やや不調の傾向にあったトム・クルーズとしては、この「フォールアウト」の大成功により、名誉回復の巻き返しに成功したことになりますが、さて、来年2019年の夏に、いよいよ登場する代表作「トップガン」(1986年)の続編「マーベリック」は、ひょっとして「ミッション : インポッシブル」を超えるのか…?!、まだまだ第一線のスーパースターのトム・クルーズの今後の活躍に乞うご期待です…!!


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