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Box Office : 8月10日~12日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第5位


アフリカ系の旗手のスパイク・リー監督が、70年代の実話を映画化して、カンヌ映画祭のグランプリに選ばれた「ブラッククランスマン」が、劇映画としては同監督史上2番めの封切りヒットを達成した初登場第5位 ! !


第5位 (初) 「ブラッククランスマン(1,500万ドル)

$10,799,000−(1,512館/$7,142)−$10,799,000

Trailer : BlacKkKlansman


RT支持率は評論家 97 % , 観客 78 % / Metacritic スコア 82 / 出口調査の CinemaScore A-

コロラド州のコロラド・スプリングス市警が、同署としては初のアフリカ系の刑事として、1972年に採用した実在のロン・ストールワース氏が、1979年になって、あろうことか、自分自身がアフリカ系なのに、アフリカ系を差別するコーケイジャンの集団の “ KKK ” に潜入しようと試みた前代未聞の捜査の実話をもとにした「ブラッククランスマン」を封切ったフォーカス・フィーチャーズが、週末3日間の売り上げの封切り成績として、約1,080万ドルの金額を発表したことから…、


メガホンをとったアフリカ系の旗手のスパイク・リー監督としては、2000年公開のドキュメンタリー映画「ジ・オリジナル・キングス・オブ・コメディ」=約1,105万ドル(847館)を除けば、2006年に封切られた「インサイド・マン」=約2,895万ドル(2,818館)に次いで、劇映画では2番めの封切りヒットを記録したことになりました!!、そればかりか、主演をつとめて、ロン刑事に扮した元 NFL のプロ・フットボール選手、ジョン・ディヴィッド・ワシントンとしては…、


父の名優デンゼル・ワシントンが主演をつとめ、自分自身もカメオ出演した映画デビュー作にして、スパイク・リー監督の代表作「マルコム X」(1992年)のオープニング成績=987万ドル(1,124館)すらも見た目の数字としては超えたことになりました!!、ちなみに通貨の価値の移り変わりのインフレ率を考慮すると、「マルコム X」は現在のお金で言えば、約1,765万ドルの売り上げだったと見なすことができます!!


いずれにしろ、封切り成績が約1,080万ドルというのは、それほど目覚ましい数字とは言えないのですが、スクリーンの数が1,512館という控えめな公開規模での結果であることや、出口調査の評価が絶賛にほぼ近い “ A- ” であること、そして、製作費は安価の1,500万ドルであることを踏まえると…、


今年2018年5月開催の第71回カンヌ国際映画祭のグランプリに選ばれた!!という話題性もあるユニークな実話の映画化は、「スター・ウォーズ」のアダム・ドライヴァー、「スパイダーマン 3」(2007年)のヴェノムのトファー・グレイス、「スパイダーマン : ホームカミング」(2017年)のローラ・ハリアーといったキャストの魅力もあいまって、同監督としては久しぶりのヒット作へと発展していくかもしれませんね!!

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