The Girl in the Spider's Web : ドラゴン・タトゥーの最新作「蜘蛛の巣を払う女」が、クレア・フォイが新たに演じるリスベットが、自分の過去と対決することになる「007」みたいな展開を明らかにした【ネタバレ】の新しい予告編をリリース ! !

映画の物語のミステリを楽しみにしている人はもちろん、封切り前に原作の小説を読もう！！などと思っている人にとっても、ネタバレの新しい予告編です！！

International Trailer : The Girl in the Spider's Web

デビュー作のリメイク版「死霊のはらわた」（2013年）に続けて、バチ当たりなホラー・スリラー「ドント・ブリーズ」（2016年）も高評価をされたフェデ・アルヴァレズ監督が、前作「ドラゴン・タトゥーの女」（2011年）を手がけたデヴィッド・フィンチャー監督からメガホンを引き継ぎ、シリーズを仕切り直した続編＝ “ リブートクエル ” にあたる最新作「蜘蛛の巣を払う女」の新しい予告編を、ソニピがリリースしてくれました…！！、それぞれ編集が異なっている海外版（↑）と US 版（↓）の 2 パターンの予告編をお楽しみください…！！

北欧発のオリジナル映画（2009年）に主演したノオミ・ラパス、ハリウッド版リメイクに主演したルーニー・マーラに続く、3代目のドラゴン・タトゥーの女に抜擢されたクレア・フォイ（「ファースト・マン」10月12日全米公開）が、どうやら、「ブレードランナー 2049」（2017年）のシルヴィア・フークス（↓ 写真）と対決するらしい…という展開は、約3ヶ月前の6月はじめに披露された初公開の予告編でも紹介されていましたが…、

上 ↑ 下 ↓ の新しい予告編では、そのシルヴィア・フークスが演じているキャラクターが、実はドラゴン・タトゥーの女のリスベットの双子の姉妹のカミラだった…！！という身内同士の骨肉の戦いに突入していく衝撃のドンデン返し？！がネタバレ？！されたばかりか、ハリウッド版「デスノート」（2017年）の “ L ” のキース・スタンフィールド（↓ 写真）が演じる NSA＝アメリカ国家安全保障局のエド・ニーハムとチームを組むことになるスパイ映画チックな展開も明らかにされてしまっています…！！

よって、【ネタバレ注意】の警告なしに予告編を紹介すると映画のみならず、原作小説を読んで、ハラハラする楽しみまで奪われた…！！と怒られかねない内容となっていますが、それにしても、何者かにハメられたらしいリスベットが、その黒幕を追い、過去にさかのぼって、かつて暮らした自分の家に舞い戻り、寒々とした雪景色を背景にして、姉妹と対決することに…！！という筋書きは…、

US Trailer : The Girl in the Spider's Web

まるで「007」シリーズの「スカイフォール」（2012年）と「スペクター」（2015年）を一緒くたにしてしまったようなイメージですから、もしも仮りにダニエル・クレイグが引き続き、ジャーナリストのミカエル役を演じていたら、何だか、デジャヴュみたいな映画になってしまっていたのかも…？！、そのうえ…、

「ボルグ VS マッケンロー」（2017年）のビョルン・ボルグ＝スベリル・グドナソン（↑ 写真）が新たに起用されたミカエルの存在感は、キース・スタンフィールド扮するエドの参戦によって、前作よりも希薄になりそうな印象ですから、そうした一切合切を踏まえると、故スティーグ・ラーソンの没後に小説シリーズを引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツ著の第4巻の内容を吟味したフェデ・アルヴァレズ監督が、出演者を一新の “ リブートクエル ” にしてしまった判断は、もしかすると良かったのかもしれません？！

「ローガン」（2017年）のスティーヴン・マーチャント、「ザ・スクエア」（2017年）のクレス・バング、「ヘッドハンターズ」（2011年）のシヌーヴ・マコディ・ルンドといった顔ぶれが共演者として登場している「蜘蛛の巣を払う女」は、今秋11月9日から全米公開！！、新しい予告編をご覧になられて、CIA リーダーのみなさんはどのような感想をお持ちになられたでしょう…？！

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