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Box Office : 9月14日~9月16日の全米映画ボックスオフィスTOP5 ! !


恐怖の尼さんホラー「ザ・ナン」が、カンジュアリング・シリーズとしては最悪の2週めの集客減に直面したワースト記録を更新 ! !、マシュー・マコノヒー出演だけに、一時はオスカー候補と目された実録犯罪映画「ホワイト・ボーイ・リック」が、映画賞レースから脱落したと見なせそうな初登場第4位のパッとしない結果 ! !


*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST5にランクインした時点での値です。


第1位 (初) 「ザ・プレデターは、下 ↓ のリンク先をご覧ください!!

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第2位 (1) 「ザ・ナン」(2,200万ドル)

$18,200,000−(3,876館/$4,696)−$85,076,325

TV Trailer : The Nun


RT支持率は評論家 28 % , 観客 49 % / Metacritic スコア 46 / 出口調査の CinemaScore C

例え、封切りでヒットしたとしても、2週めには客足が一気に引いてしまう急転直下の墜落が珍しくないのが、ホラー映画の興行の特徴だけに、7割近い集客減ですら当たり前とも言えそうなのですが、特に内容が高評価されてきた「ザ・カンジュアリング」シリーズに関しては…、


本流の第1作め(2013年)の2週めの集客減が約−47%、その次に封切られたスピンオフ映画「アナベル」(2014年)は約−57%、そして、「ザ・カンジュアリング 2」(2016年)が、ついに6割の集客を失った約−63%だったものの、昨2017年公開の「アナベル : クリエイション」が約−55%にまで戻してくれたのですが…、


残念ながら、シリーズ史上最も不評の「ザ・ナン」が、約−66%を記録し、集客減のワースト値を更新してしまいました…。とは言え、それでも先週の初公開が記録破りのデビューだっただけに、しっかりと2週めも約1,820万ドルを稼いで、「ザ・プレデター」以外の新作を抑えた「ザ・ナン」は、製作費の約2,200万ドルに対し、全世界のトータルの売り上げが、すでに約2億2,868万ドルにまで達していますから、充分に黒字を稼いでいるワーナー・ブラザースとしては、もはや、集客減のワースト記録を更新なんて、どうでもいいことかもしれませんね…!!

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The Nun : 怖すぎるホラー映画「カンジュアリング」シリーズの前日譚として、修道女の見習いのヒロインと悪魔払いの牧師が、恐ろしい尼僧と対決する最新作「ザ・ナン」の最後にドッキリする予告編を初公開 ! !

© Warner Bros.

第3位 (初) 「ア・シンプル・フェイヴァー」は、下 ↓ のリンク先をご覧ください!!

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第4位 (初) 「ホワイト・ボーイ・リック」(2,900万ドル)

$8,800,000−(2,504館/$3,514)−$8,800,000

Trailer : White Boy Rick


RT支持率は評論家 64 % , 観客 62 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B

1980年代のデトロイトを舞台に、肌の色が異なるコーケイジャンなのに、アフリカ系のストリート・ギャングに加わったことから、わずか14歳にして、FBIの情報提供者になってしまった実在の犯罪者 リチャード・ウェルシュ・Jr. (現在49歳)の生い立ちを描いた「ホワイト・ボーイ・リック」のオープニング成績が約880万ドルと、まったく振るわない結果だったことを、ソニピ傘下の Studio 8 が発表しました…。


暗礁に乗り上げた「007」の第25作めの監督候補として、常に名前があげられてきたヤン・ドマンジュ監督(「'71」2014年)がメガホンをとった実録犯罪映画は、そもそも大ヒットを望めるような作品ではありませんから、1,000万ドルを切ったオープニング成績は仕方がないものとして、ソニピも想定していたようですが…、


しかし、その振るわない成績と同様に出口調査のスコアも “ B ” とパッとせず、今ひとつ…という結果までを含めて受けとめると、オスカー俳優のマシュー・マコノヒーが出演の意欲作だけに、次回アカデミー賞の候補作として目されてきた「ホワイト・ボーイ・リック」は、これまでに参加した映画祭でも話題にのぼってはいませんから、もはや、映画賞レースから脱落したものと見なせそうかもしれません…?!


ただし、やはり、ソニピが昨2017年の秋に封切った「ローマン・J・イスラエル, エスクワイア」は、同様に興行で振るわず、レビューの評価も今ひとつだったのに、デンゼル・ワシントンは今春の第90回 アカデミー賞の最優秀主演男優賞の候補にあげられましたから、主人公のリックを演じた新人のリッチー・メリットや、マシュー・マコノヒー、そして、ジェニファー・ジェイソン・リーといったキャストが、演技賞の部門に食い込んでくる可能性はまだ、あり得るのかもしれません…?!




© Sony Pictures


第5位 (3) 「クレイジー・リッチ・アジアンズ」(3,000万ドル)

$8,700,000−(3,385館/$2,570)−$149,551,904


RT支持率は評論家 92 % , 観客 94 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A

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© Warner Bros.


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