Deadpool 2 : 家族で楽しめる「ワンス・アポン・ア・デッドプール」として、あらためて全米公開される「デッドプール 2」の VFX を分解紹介したプロモ・ビデオ ! !

FOX としては、ディズニー傘下に入っても、「デッドプール」の単独主演シリーズは自社で独自に製作したいのかもしれません…？！


Deadpool 2 : VFX Breakdown

全米で来月の12月12日からクリスマス・イブの24日までの約2週間にわたって、「ワンス・アポン・ア・デッドプール」にタイトルを変えて、あらためて封切られることになった今夏の大ヒット作「デッドプール 2」の VFX を手がけた DNEG が披露してくれた分解紹介ビデオをお楽しみください…！！、それにしても、どうして、「デッドプール 2」が「ワンス・アポン・ア・デッドプール」に生まれ変わってしまうの…？！

…と、その理由が気になってしまうコミックヒーロー映画のファンの方は少なくないはずですが、まず第1の目的は…、

本来の「デッドプール 2」は、大人向けの R 指定の映画として作られただけに、夏休みに映画館で観ることが出来なかった子どもたちのために再編集の手直しと追加の撮影を行い、年齢による視聴制限が事実上ないに等しいレイティングの PG-13 の映画として、家族で楽しめるクリスマス・プレゼントにすること！！

第2の目的は、映画の内容が問題視されて、受け入れられなかった世界最大の映画市場、中国への「デッドプール」進出を目指し、さらに大儲けのウハウハを狙うこと！！

第3の目的は、新年2019年から、20世紀 FOX がディズニー傘下に入るにともない、これまで FOX が製作してきたマーベル・コミックス原作のヒーロー映画「X-Men」シリーズ、「ファンタスティック・フォー」、そして、「デッドプール」はすべて、ケヴィン・ファイギが指揮をとる人気のマーベル・シネマティック・ユニバースに取り込まれることが決まっているのですが…、

既存のライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」シリーズに関しては、大人向けの R 指定を売りとしているだけに、ディズニー映画にはふさわしくないと疑問視されていますから、それを打ち消して、実は家族で鑑賞できるレベルのレイティングにも仕上げられることを証明し、生き残りを目指す！！

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…と、「デッドプール」自体に関する3つの目的に加えて、12月21日に全米公開が予定されていた「アリタ : バトル・エンジェル」が、同日公開の「アクアマン」と「バンブルビー」のほか、ディズニーの「メリー・ポピンズ・リターンズ」や、アニメ映画の「スパイダーマン : イントゥ・ザ・スパイダーバース」などを相手に大変に混雑した年末年始の全米興行バトルに、あえて挑むのは不毛であるため、新年2019年2月14日の全米バレンタイン・ロードショー！！に封切り日を変えて、避難するにあたっての代替作品にすること！！

さらにディズニー映画としてふさわしく？！、チケットが1枚売れるたびに、ガン撲滅のチャリティに1ドルを寄付する！！という善意も追加されています…！！

Photo Credit: © 20th Century Fox. All Rights Reserved.

既存の FOX のコミックヒーロー映画が、ディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースの傘下で、どう取り扱われるのか…？！は、まだ何とも言えませんが、「ワンス・アポン・ア・デッドプール」が成功すれば、ライアン・レイノルズ主演の単独シリーズに関しては、FOX が独自に製作を続けて、ディズニーの配給網に乗せるだけ…というパターンもあり得るのかもしれません…？！