Oh Mercy :「007」シリーズのボンドガールとして人気のレア・セドゥが主演をつとめ、間もなく開幕の第72回カンヌ国際映画祭で注目の仏映画のクライム・スリラー「オー・マーシー」の本編シーン ! !
「スペクター」から連続して、ダニエル・クレイグのお相手のボンドガールをつとめることで注目の「007」の新作を現在撮影中のレア・セドゥです!!
現地のフランスでは明日の火曜日(5月14日)に開幕する第72回 カンヌ国際映画祭で、地元仏映画界のアルノー・デプレシャン監督(「イスマエルの幽霊たち」2017年)が披露する新作「オー・マーシー」の本編シーンを、The Playlist が紹介してくれたので、CIA リーダーのみなさんもチェックしておいて下さい…!!
Arnaud Desplechin's Oh Mercy! (Clip 3)The first clip from Arnaud Desplechin's "Oh Mercy!" Cannes movie starring Léa Seydoux.
Posted by The Playlist on Monday, May 13, 2019
デプレシャン監督が生まれ育った北部のルーベの街を舞台とする「オー・マーシー」は、クリスマスの聖夜に老婆が殺された事件を追うふたりの刑事が、怪しいとにらんだ隣人の女性たちを逮捕するのですが…!!
…といった次第で、アントワン・ライナルツ(「BPM」2017年)が演じる新米刑事のルイが現場を訪れた聞き込みに応じた問題の隣人のクロード=レア・セドゥとマリー=サラ・フォレスティエ(「パフューム」2006年)は…、
事件当夜は酔っ払って、音楽をかけたまま眠っていたが、爆発の音と犬の吠える声とで目覚め、窓から外を見たところ、電線が燃えていた…などと証言し、殺された隣人とは犬のフンの始末をめぐって、口論したことはあったが、深刻なトラブルではないこと、また、近所をうろついている不良については、自分の6歳の息子がイジメに遭ったりすると嫌なので、話したくない…と、刑事の求めに拒否をしています…。
ロシュディ・ゼム(「あるいは裏切りという名の犬」2004年)が演じるベテランの刑事と若いルイのコンビが、どうして、クロードとマリーを容疑者として逮捕するのか?!の決め手はわかりませんが、アル中のうえ薬物依存の同性愛者のカップルは何か暗黒の恐ろしい事情を隠し持っているそうで…、
この映画を製作したプロダクション、ワイルド・バンチのエヴァ・ディーデリックスは、レア・セドゥがこれまでに演じたことのない役柄に挑んだ新境地の主演作であり、逆境に立ち向かう力強い女性たちの物語だと紹介していますから、レア・セドゥのファンの方は「007」シリーズ第25弾(2020年4月8日全米公開)とあわせて、この “ あぁ、慈悲を…!! ” とでもいった意味合いの題名の「オー・マーシー」も楽しみにしておいてはいかがでしょう…?!
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