Box Office : 5月3日～5月5日の全米映画ボックスオフィスTOP5 ! !

歴史的大ヒットの「アベンジャーズ」を相手に、アフリカ系のチープなスリラー「ジ・イントルーダー」が、製作費に見合った思いがけないヒットの第2位に躍り出た一方、ロバート・ロドリゲス監督が仕掛け人の児童向けアニメ「アグリードールズ」はタイトル通りのアグリーな惨敗の第4位 ! !

＊各数字は、週末成績－(公開館数/平均売上げ)－トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST5にランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「アベンジャーズ : エンドゲーム」は、下 ↓ のリンク先をご覧ください！！

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第2位 (初) 「ジ・イントルーダー」(800万ドル)

$11,000,000−(2,222館/$4,950)−$11,000,000

Trailer : The Intruder

★RT の評論家の支持率 27 % / Metacritic スコア 38 / 出口調査の CinemaScore ?

マイケル・イーリー（リメイク版「きのうの夜は」 2014年）とミーガン・グッド（「シャザム」2019年）が演じる夫婦が、ついに夢のマイホームを手に入れたまではよかったものの、邸宅のもとの持ち主のチャーリーは、自分が生まれ育った生家に執着をするサイコだった…！！といったベタな筋書きにもとづいて…、

「ライトスタッフ」（1983年）や「インナースペース」（1987年）などの傑作に出演して、80年代に活躍をし、ロマコメ女王と言われたメグ・ライアンの元夫だったことでも知られるデニス・クエイドが、かつての好漢のイメージとは裏腹の狂気の悪役に扮した「ジ・イントルーダー」の封切り成績は約1,100万ドルですから、特にヒットとは言えないものの、チープな見た目通りの製作費は約800万ドルだけに、製作・配給のソニピとしては元手を回収して、利益を出す見込みが見えたかもしれません。「アベンジャーズ : エンドゲーム」が相手では、どうせ何を封切ってもダメ…というタイミングに、アフリカ系の観客に焦点を絞り、もとから当たりそうにないチープな映画を封切ったソニピの戦略は正解だったと言えそうですね！！、メガホンをとったのは、やっぱり、チープなスリラーの「トラフィック」（2018年）などを手がけたデオン・テイラー監督です！！

第3位 (初) 「ロング・ショット」は、下 ↓ のリンク先をご覧ください！！

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第4位 (初) 「アグリードールズ」(4,500万ドル)

$8,510,000−(3,652館/$2,330)−$8,510,000

Trailer : Uglydolls

★RT の評論家の支持率 34 % / Metacritic スコア 39 / 出口調査の CinemaScore B+

「アリタ : バトル・エンジェル」が今春に各国で封切られて、話題になったグラインド家のロバート・ロドリゲス監督が、同名のプラッシュの人気シリーズを下敷きにして、映画化のストーリーを考案し、プロデュースも手がけた「アグリードールズ」は、「エンドゲーム」の観客の市場枠からは、やや外れている小学生の女児を対象にしたミュージカル・アニメですが、残念ながら封切り成績が、わずか約851万ドルでは…、

実際のところ、5,000万ドル以上は使われているであろう製作費を回収できる見込みは、とうてい立たないため、原作？！のプラッシュの人気にあやかって、アニメ映画の人気シリーズに発展することを願っていた製作・配給の STX の希望はいきなり、消滅した結果となっています…。メガホンをとったのは、「スマーフ : ザ・ロスト・ヴィレッジ」（2017年）のケリー・アズベリー監督。