Box Office : 6月14日~6月16日の全米映画ボックスオフィスTOP5 ! !
「X-Men」最終章「ダーク・フェニックス」が、ヒーロー映画史上最悪の2週めの集客減を記録したワーストに負けず、サミュエル・L・ジャクソン主演の「シャフト」も誤解を招き、悲惨な沈没 ! !
*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST5にランクインした時点での値です。
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第1位 (初) 「メン・イン・ブラック : インターナショナル」は、下 ↓ のリンク先をご覧ください!!
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第2位 (1) 「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ペッツ 2」(8,000万ドル)
$23,800,000−(4,564館/$5,215)−$92,044,390
Trailer : The Secret Life Of Pets 2
★RT の評論家の支持率 53 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore A-
Photo Credit: © Universal Pictures / Illumination Entertainment. All Rights Reserved.
第3位 (3) 「アラジン」(1億8,300万ドル)
$16,712,000−(3,556館/$4,700)−$263,446,314
★RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A
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Photo Credit: © Walt Disney Studios. All Rights Reserved.
第4位 (2) 「X-Men : ダーク・フェニックス」(2億ドル超)
$9,005,000−(3,721館/$2,420)−$51,767,350
TV Spot : Dark Phoenix
★RT の評論家の支持率 22 % / Metacritic スコア 43 / 出口調査の CinemaScore B-
週末3日間の売り上げは、先週の封切りの時と比べて、約マイナス73%の減少なのですが、経済メディアのフォーブスの調べによれば、初日の金曜日と2週めの金曜日との比較では、約マイナス83%ものを売り上げを失っている「ダーク・フェニックス」は…、
これまで最悪の約マイナス81%を記録した「バットマン V スーパーマン」(2016年)を抜き、コミックヒーロー映画のジャンルにおいては、ワーストの不名誉な新記録を達成した2週めの集客減だそうです…。
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なお、前述の約マイナス73%の減少は、3,500館以上の全米公開映画としては、史上2番めのひどい記録とのこと。ちなみにワーストの第1位は、約マイナス74%の売り上げが減ったダコタ・ジョンソン主演の「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(2015年)となっています…。
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Photo Credit: © Disney / 20th Century Fox. All Rights Reserved.
第5位 (5) 「ロケットマン」(4,000万ドル)
$8,800,000−(3,021館/$2,913)−$66,142,725
★RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 71 / 出口調査の CinemaScore A-
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Photo Credit: © Paramount Pictures. All Rights Reserved.
第6位 (初) 「シャフト」(3,500万ドル)
$8,315,000−(2,952館/$2,817)−$8,315,000
Featurette : Shaft - Legacy
★RT の評論家の支持率 35 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore A
「ファンタスティック・フォー」シリーズや、ケヴィン・ハート主演の「ライド・アロング」シリーズで知られるティム・ストーリー監督がメガホンをとった「シャフト」シリーズの第3作めを封切ったワーナー・ブラザースとしては、1,500万ドル以上の封切り成績を稼ぐことが出来るものと見込んでいましたが…、
しかし、実際に売り上げる数字は、その想定の半分と言えそうな約831万5,000ドルの沈没の結果になってしまいました…。
サミュエル・L・ジャクソンが演じる私立探偵のシャフト2世が、息子のシャフト3世=ジェシー・T・アッシャー(「インデペンデンス・デイ : リサージェンス」2016年)と、初代の老シャフト=リチャード・ラウンドトゥリーを連れて帰ってきた新作はどうして、沈没したのか?!、その理由としては、映画の格付けサイト Rotten Tomatoes の支持率が腐敗の35%となっているように、酷評で叩かれ、こきおろされたことが原因のひとつと言えそうです…。それでは、どうして、酷評されたのか?!というのは…、
シリーズの原点が、1971年に公開されたブラックスプロイテーション映画だけに、わいせつな要素を含んだ過激なジョークが飛び出すことが時代遅れと見なされ、言わば、オヤジ世代のノリはもう現代にはマッチしない…というのが最も大きな問題として取り上げられているようですが、しかし…、
出口調査の観客のスコアは最高に近い “ A ” となっています!!、なので、この「シャフト」を観たい!!と思って、映画館に足を運んだ観客のほとんどは満足をして帰っていることになりますし、評論家の中にも確かに過激なジョークは時代遅れかもしれないが…と認めながらも、それでも映画自体は娯楽作としては、それなりに楽しめるものだ!!と好意的に論じている者も少なからず、存在しています…。よって、ヘッドラインのように「誤解を招き、沈没」という言い方になってしまう次第です…。
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Photo Credit: © Warner Bros. All Rights Reserved.