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Box Office: 11月15日~17日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第3位、または第4位

エリザベス・バンクス監督が、クリステン・スチュワートらを起用し、70年代の人気TVシリーズを復活した現代版「チャーリーズ・エンジェル」なんて、どこにも存在していないかのように全世界が無視 ! !、今年2019年を代表する大赤字の沈没になりそうな失敗作として、初登場第3位、または第4位の悲惨すぎるデビュー ! !


第3位 (初) 「チャーリーズ・エンジェル(5,500万ドル)

$8,600,000−(3,452館/$2,491)−$8,600,000

Featurette : 女性たちが力をあわせて作り上げた女性映画としての「チャーリーズ・エンジェル」の魅力を紹介したプロモ・ビデオ ! !


RT の評論家の支持率 60 % / Metacritic スコア 51 / 出口調査の CinemaScore B+

シナリオの内容に難がある不出来…と判断して、参戦を見送ったジェンエマ、そして、ハーレー・クインのトリオが主演だったら、違う結果になっていたのか…?!といった実現しなかったことについては、何とも言えませんが…、


そうした人気女優たちを起用することができなかったため、国際的には無名に近いようなエラ・バリンスカ(TVシリーズ「バーナビー警部」)を主演に含めることになった現代版の新しい「チャーリーズ・エンジェル」を封切ったコロムビア・ピクチャーズ AKA ソニピが発表した週末3日間の売り上げの封切り成績は…、


児童向けの他愛のないコメディだけに、パラマウント映画がロクに宣伝もせずに封切ったジョン・シナ主演の公開2週めの第4位「プレイング・ウィズ・ファイア」が稼いだ約855万ドルとは僅差の約860万ドルだけに、ひとまず…、


第3位の位置づけですが、北米で明日の週明け月曜日の実際の売り上げの集計によっては、トップ3 から転落してしまう可能性のある悲惨なデビューとなってしまいました…!!

ソニピは約4,800万ドルと言い張っているものの、実際のところとしては、5,500万ドル以上が投じられたに違いない製作費に対して、そもそも低い期待値のノルマだった1,300万ドル前後の金額すら売り上げることができなかった「チャーリーズ・エンジェル」はどうして、沈没してしまったのか…?!


旧作を復活した…という懐かシネマの同類に属することから、「ターミネーター : ダーク・フェイト」との興行対決を避けて、封切りを遅らせ、あえて、「フォード V フェラーリ」との競争に挑んだ公開戦略の判断は、「T 6」が木っ端微塵に粉砕した結果が出ているだけに、ソニピの完全な失敗だった…という読み違いもあるとは思われますが…、


世界最大の映画市場の中国でも約770万ドルしか集めることができなかった玉砕をはじめ各国でも沈没した事実を踏まえると、もはや「チャーリーズ・エンジェル」というブランド自体が古すぎて、もう誰も興味を持っていなかった…と、つまり、「ターミネーター」と同じく寿命が尽きていた…としか思えませんし…、


女版の「ミッション・インポッシブル」?!を意識したとは言え、真に迫ったアクションの迫力で圧倒する本格的エンタテインメントでもなければ、ドリュー・バリモアとルーシー・リュー、キャメロン・ディアスが主演した旧シリーズのように、おバカ映画と割り切ったコメディでもない…という中途半端な内容もよくなかったのかもしれませんが…、


ジョゼフ・マクギンティ・ニコル監督の旧シリーズの第1作め(2000年)のオープニング成績が約4,013万ドル(3,037館)の大ヒットであり、第2作めの「フル・スロットル」(2003年)も約3,763万ドル(3,459館)の出足だったのと比べつつ…、


封切り興行の観客の55%以上が、25歳以上のアダルト層であり、ティーンの若い女性たちを動員することができなかった現実を踏まえると、「チャーリーズ・エンジェル」も、もう過去の人気タイトルでしかない…と見なせそうですから、映画界は何とかのひとつ覚えのように旧作にお金を投じて、あの人気作が復活!!とか、奴らがまた帰ってきた!!とか無理に盛り上げようとする焼き直し商法を止めるべき時がきたのではないでしょうか…?!

Movie Clip :「チャーリーズ・エンジェル」の本編シーン 3 連発 ! !




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