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Mr. Bob Iger steps down as CEO of Walt Disney Company : ディズニーを映画界の支配的な位置づけにまで押し上げたやり手の経営者のボブ・アイガー氏が、CEO の役職から退いた人事を電撃発表 ! ! 【Update】


えッ?!、ボブがいなくなっちゃうと、マーベル・シネマティック・ユニバースや「スター・ウォーズ」は、これからどうなっちゃうの?!…


…と思わず、焦ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、映画ファンからも大変に厚い支持を集めたディズニーの CEO のボブ・アイガー氏が、同役職から退き、後任の CEO には、これまで…


ディズニー・パークス, エクスペリエンス・プロダクツの代表をつとめてきたボブ・チャペック氏(↓ 写真右)が就任することが決定した人事が、北米で本日の2月25日(火)に発表されました…!!


今から約24年前の1996年に、ディズニーがABC テレビを買収したことから、同局の重役だったボブはディズニー入りをし、1999年までテレビ局の代表をつとめたあと、親会社の重役に昇進して、2005年から CEO として、夢と魔法のおとぎの王国を指揮されてきた経歴ですが、同役職を退いたからと言っても、いきなり王国をあとにするのではなく…


ボブは新 CEO のボブの上司として、会長の座に就くそうですから、ボブの契約が終了を迎える来年2021年12月31日の大晦日までは、ダブル・ボブのボブボブ・コンビがディズニーの舵取りをし、ボブは自分の仕事をボブ 2 に引き継いでいくことになるようです。当のボブの退任のコメントによれば…、

私はボブに最大限の信頼を置いています。これからの22ヶ月間にわたって、彼と密に仕事を進めていくことが、とても楽しみです。ボブは自分の新しい役割は、ディズニーの多彩なグローバル・ビジネスの各事業をより深く掘り下げて、運営していくことだと自任しています。私はと言えば、これまでと同じく、創造的な側面に力を注いでいくことになります。

…だそうですから、当面はこれまで通り、ボブがマーベルやルーカス・フィルムの映画製作に目を配ってくれるのかもしれません?!

でも、それにしても前述のように来年2021年の暮れまで、ボブの契約が続くだけに、えッ?!、もう CEO を辞めちゃうの?!というのは、ちょっと早すぎる感じがして、ややビックリかもしれませんが、ディズニーほどの巨大な企業の経営を後任に引き継ぐのには、それなりの時間は必要になるでしょうし…、


ピクサー、マーベル、ルーカス・フィルム、そして、あろうことか、20世紀FOXまでも!!と大型の買収を次々に成し遂げ、各社の持ち味を巧みにディズニーのものにすることで、いまのエンタメ業界における同社の支配的な地位を築きあげたボブとしては、マーベル・シネマティック・ユニバースのひと区切りの「アベンジャーズ : エンドゲーム」(2019年)が、映画史上最大の超ヒットを叩き出し、「スター・ウォーズ」のスカイウォーカー・サーガも難ありとは言え、ひとまず終えることができましたし、FOX の名前も変えて、同社の生まれ変わりも進んでいますし、Disney+ の配信もスタートしましたから…、


CEO としては、これまで積みあげた業績が華ひらいた今のタイミングこそが、むしろ退任の好機として、判断されたのかもしれませんね。ボブの後任の新しい CEO のボブも、トム・ホランドがビールを呑んだ勢いでかけた直接の電話に応じて、話に耳を傾け、スパイダーマンを守ってくれるような人であることに期待をしておきましょう…!!

【Update】: マーベル・シネマティック・ユニバースについては、下 ↓ のように新 CEO のボブ・チャペック氏には、むしろ、より期待が持てそうかもしれません…!!



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