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Cannes Film Festival 2020 Postponed Due to Covid-19 : 第73回 カンヌ国際映画祭まで、ついに新型コロナウイルスのパンデミックの悪影響を受けて、開催延期が決定 ! !


もはや絶句するしかありませんが、フランスも感染をとめるために市民生活を半ば封鎖し、映画館も閉鎖になっているわけですから…


映画好きのみなさんはもう、とっくに予想が出来ていたかと察しますが、第73回 カンヌ国際映画祭の開催の延期が正式に決まりました…。

当初の予定では、5月12日から23日にかけての開催でしたが、ひとまず時期を遅らせて、6月下旬から7月にかけての夏場に変更することはできないか…?!というプランが検討されているそうです。


映画祭を予定どおりに行うのか否か?!の判断は、約1ヶ月先の来月4月下旬ごろに下される見込みでしたが、現地のフランスでは新型コロナのために亡くなった方の数が372名、そして、感染の症例の数としては、実に1万件を超えてしまった約1万995件にまで、数が膨らんでいることや…

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イタリアが危機的な状況におちいり、スペインとイギリスもあとに続きそうな気配、また、感染が頻発する温床の危険地帯が、現在の欧州から次にアメリカに移りそうなこと、そして、人々がもう国境を超えて移動することがままならない事態を踏まえると、もはや指をくわえて、様子を見つつ、ためらうまでもない…、早いうちに方針を表明するほうが、関係者(社)も対応をとりやすくなる…と、判断の前倒しが賢明と再考されたのかもしれません…。

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しかし、仮りにアメリカがこれから深刻な事態になだれ込むとなると、その感染が落ち着きをみせる収束は初秋になってしまうかもしれませんから、果たして、7月頃の開催は可能なのか…?!、この夏はもう無理ではないか…?!と悲観する見方もあるだけに、もしかすると、第二次大戦後に始まった現在のカンヌ国際映画祭としては、史上初の中止ということになってしまうのかも…。なお、これまでに中止というのは、1968年開催の第21回が、いわゆる五月革命の影響を受け、閉幕に到らず、あえなく終了となっています…。


なお、映画祭にあわせて行われる商談については、ネットを通じて、営業と交渉を行うヴァーチャル・マーケットの立ち上げが進められていますから、もしかすると最終的には、カンヌまで出かけることができない配給会社やスタジオのみならず、すべての関係者(社)が、そうした新しい仕組みを利用することになるのかもしれません。


いずれにしろ、完全に中止と決まったわけではないので、カンヌのヒロインのエルたんが、今年2020年は夏に登場するかもしれないことに期待を残しておきましょう…!!


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