‘Green Book’ Wins TIFF People’s Choice Award : アカデミー賞の前哨戦に位置づけられるトロント国際映画祭のグランプリにあたる観客賞が、ヴィゴ・モーテンセン主演の感動作「グリーン・ブック」に決定 ! !

大本命と目されていた「スター誕生」（10月5日全米公開）を下して、「メリーに首ったけ」（1998年）などのおバカ映画で知られるピーター・ファレリー監督が栄冠を持ち去ってしまいました！！

現地のカナダで今日の日曜日＝9月16日に閉幕の最終日を迎えた第43回トロント国際映画祭が各賞の結果を発表し、グランプリにあたる注目の観客賞には、「ムーンライト」（2016年）のオスカー俳優マハーシャラ・アリと名優ヴィゴ・モーテンセンが共演した「グリーン・ブック」（11月21日全米公開）が選ばれました！！

2013年に同賞を受賞した「12イヤーズ・ア・スレイブ」が、翌年の第86回アカデミー賞の最優秀作品賞に選ばれたほか、2014年受賞の「ジ・イミテーション・ゲーム」は、最優秀作品賞を含む計8部門のオスカー・ノミネート、2015年受賞の「部屋」は最優秀作品賞を含む計4部門にノミネートされて、キャプテン・マーベルが最優秀主演女優賞を受賞！！、2016年受賞の「ラ・ラ・ランド」は、第89回オスカー最多の計14部門にノミネートされて、最優秀作品賞に決定！！と間違って発表されるハプニング！！、そして、昨2017年受賞の「スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング, ミズーリ」は最優秀作品賞を含む計7部門のオスカー・ノミネートを獲得！！

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…といった次第ですし、それらより前にさかのぼっても、観客賞に選ばれた作品はオスカーの最優秀作品賞を受賞するか、少なくともノミネートされる…という傾向の実績から推して、「グリーン・ブック」が来春の第91回アカデミー賞の最優秀作品賞の候補にあげられることは、まず間違いない！！と予想できる王手をかけたことになりました…！！、なお、惜しくも…、

「グリーン・ブック」に敗れたものの、次点の準グランプリにあたる位置づけを与えられたのは、前述の発表間違いが物議をかもした第89回アカデミー賞の真の最優秀作品賞の受賞作「ムーンライト」（2016年）のバリー・ジェンキンス監督が、故ジェイムズ・ボールドウィン（1987年没）著の同名文学（1974年発表）を映画化した「イフ・ビール・ストリート・クドゥ・トーク」（北米11月30日限定公開）、そして…、