The Stunt Double :「ラ・ラ・ランド」のダミアン・シャゼル監督が、iPhone 11 Pro のカメラを使って、タテ長映画の表現という新しいフォーマットの可能性に取り組みながら、映画の歴史にトリビュートした約9分間のショート・フィルム「ザ・スタント・ダブル」は必見です ! !

ダニエル・クレイグ主演シリーズ最終章「007 : ノー・タイム・トゥ・ダイ」のカメラマン、リヌス・サンドグレンが、iPhone で撮影しました！！


…と書けば、ダミアン・シャゼル監督のアカデミー賞最優秀作品賞受賞してなかった作「ラ・ラ・ランド」（2016年）を撮影して、オスカーの最優秀撮影賞を受賞したのに続けて、「ファースト・マン」（2018年）でも組んだ名カメラマンですよ！！と追加されそうですが…、

その名カメラマンであれば、iPhone 11 Pro を使って、これだけの映画らしい映像を創り出すこともできるのか…！！と感心してしまう Apple の約9分16秒もある長〜い CM として、ダミアン・シャゼル監督がメガホンをとったショート・フィルム 「ザ・スタント・ダブル」をご覧ください…！！と書けば…、

Vertical Cinema : The Stunt Double by Damien Chazelle


10分近くもあるのか…ちょっと長いな…と躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、「ザ・スタント・ダブル」という題名が示す通り、人気スターの代役をつとめるスタントマンを主人公にして、その裏方の悲哀に思いを寄せつつ、映画の醍醐味のアクション・シーンはタテ長の画面でも描くことができるか？！という課題に、ダミアン監督が挑んだショート・フィルムは最後まで飽きずにお楽しみ頂けるに違いありませんし…、

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さらに重ねて、映画史を振り返るというテーマにもなっていますから、あッ、このシーンは、あの名作映画を引用したトリビュートだ！！と、映画通の方は元ネタ映画を当てるクイズ？！のチャレンジもお楽しみになれるはずです…！！

ダミアン・シャゼル監督の要望に応じて、タテ長の画面でも空間の拡がりを感じさせてくれるようなセットをデザインしたのは、エルたん代表作の映画史上の名作「Somewhere」（2010年）や、クリス監督の「バットマン・ビギンズ」（2005年）、トム・フォード監督の「ノクターナル・アニマルズ」（2016年）などに関わってきた美術監督のシェーン・ヴァレンティノ。そして、近年のアメリカ映画の最高傑作のひとつである「レディ・バード」（2017年）のデザイナー、エイプリル・ネイピアが衣装を手がけています…！！、そうしたタテ長映画の創り手たちの仕事ぶりを紹介したメイキングのもちろんタテ長のビデオもあわせて、ご覧ください…！！

Making Vertical Cinema : Shot on iPhone


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