Box Office : 6月18日~6月20日の全米映画ボックスオフィスTOP5
ライアン・レイノルズ主演のアクション・コメディの第2弾「ザ・ヒットマン’ズ・ワイフ’ズ・ボディガード」が、ヒットはし損ねたものの、さらに続編もあるかもしれない凡打の成績の初登場首位 ! !
*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。
第1位 (初) 「ザ・ヒットマン’ズ・ワイフ’ズ・ボディガード」(7,000万ドル)
$11,675,000−(3,331館/$3,505)−$17,024,340
Movie Clip : サミュエル・L・ジャクソン救出にあたり、銃を使って、人の命を奪う流血を避ける穏便な手段を訴えるライアン・レイノルズでしたが… ! !
週末3日間の売り上げのオープニング成績が約1,168万ドルか…となると、「デッドプール」の人気スターのライアン・レイノルズと、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエックのトリオが主演のアクション・コメディとしては、やや心もとない感じですが、しかし、この週末(6月25日)には同じジャンルの…
ブロックバスター映画の「ワイルド・スピード 9」が登場し、集客を独占してしまうのはわかり切っていることから、興行の寿命が短いことを踏まえて、通常の金曜日封切りよりも、ふつか早い水曜日の6月16日を初日としたフライングの封切りからの計5日間の売り上げ=約1,702万ドルをオープニング成績と見れば…
2017年公開の第1作めの同成績=約2,138万ドル(3,377館)には残念ながら届かなかったものの、ひとまず及第点のかろうじて、合格と言えそうな数字となっています…!!
約6,900万ドルの製作費だった前作が、全世界のトータルでは約1億8,342万ドルを稼いだ実績を踏まえると、特に目新しい見どころもない続編の売り上げがいくらか減少したとしても、製作費は同等の約7,000万ドルに抑えられていますから…
製作・配給のライオンズゲートとしては、配信や Blu-ray の二次三次市場の稼ぎを含めると収支の釣り合いは期待できそうなため、「殺し屋の身辺警護」から「殺し屋のカミさんの身辺警護」に発展したライアン・レイノルズ扮する主人公のマイケルは、さらに「殺し屋のカミさんのいとこの身辺警護」や「殺し屋のカミさんの甥っ子の恋人の身辺警護」といった具合に親類縁者のつながりを増やせと言われる可能性もあり得そうですね…!!
© Lionsgate. All Rights Reserved.
第2位 (1) 「ア・クワイエット・プレイス Part 2」(6,100万ドル)
$9,400,000−(3,401館/$2,764)−$125,259,000
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第3位 (4) 「ピーター・ラビット 2 : ザ・ランナウェイ」(4,500万ドル)
$6,100,000−(3,346館/$1,823)−$20,325,283
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第4位 (3) 「ザ・カンジュアリング : ザ・デビル・メイド・ミー・ドゥ・イット」(3,900万ドル)
$5,150,000−(3,280館/$1,570)−$53,599,859
© HBO Max / Warner Bros. All Rights Reserved.
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第5位 (5) 「クルエラ」(1億ドル超)
$5,100,000−(3,110館/$1,640)−$64,735,802
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