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Box Office : 7月16日~7月18日の全米映画ボックスオフィスTOP5

パンデミックと同時配信の悪条件を抱えた「ブラック・ウィドウ」が、マーベル史上最悪の集客減に見舞われたことで、NBA のレブロン・ジェームズ主演のファミリー映画「スペース・ジャム 2」が初登場第1位の勝利 ! !

*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「スペース・ジャム : ア・ニュー・レガシー」(1億5,000万ドル)

$31,650,000−(3,965館/$7,982)−$31,650,000


Trailer - Space Jam: A New Legacy


RT の評論家の支持率 31 % / Metacritic スコア 36 / 出口調査の CinemaScore A-

四半世紀の25年も昔の1996年に封切られたマイケル・ジョーダン主演の実写とアニメとをまじえたハイブリッド映画「スペース・ジャム」を復刻して、中高年の郷愁をさそう “ 懐かシネマ ” にすると同時に、現在のNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズを起用することで、若年層の集客も狙った…と、つまり、親と子の両世代に同時にウケることを目指した…


第2弾「ア・ニュー・レガシー」のオープニング成績の約3,165万ドルは、前作の同成績の約2,750万ドルを上まわっていますが、しかし、25年前の約2,750万ドルは現在のお金の価値に置き換えると約4,671万ドルに相当しますし、昔はチケットも安かった観客の単価の違いまで考慮すると、レブロン・ジェームズは残念ながら、バスケは観ない人まで尊敬していたマイケル・ジョーダンのような大動員は出来ていないことになるものの…、

メガホンをとったマルコム・D・リー監督としては、2017年夏にヒットしたハレンチな女性コメディの感動作「ガールズ・トリップ」の封切り成績の約3,120万ドル(2,591館)を若干ですが超えた自己ベストの記録更新となっています…!!

ワーナー・ブラザースのキャラクターを紹介して、グッズ販売の売り上げ増を目指した約1時間55分の長い CM にしか過ぎない作品として、ジャーナリストから絶不評の「スペース・ジャム 2」は映画館の出口調査では大満足の “ A ” のスコアを与えられてますし、12歳以下の児童の観客に限れば、約84%がよかった!!と回答し、およそ7割が友だちの子どもにも薦めたいそうですから、大人の観客の方は、昔はよかった…と懐かしみながら、童心にかえって、お楽しみになられてはいかがでしょう…?!

© Warner Bros. All Rights Reserved.


第2位 (1) 「ブラック・ウィドウ」(2億ドル)

$26,251,000−(4,275館/$6,141)−$132,012,671

RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore A-

パンデミック禍では最速の記録の封切りから6日めに大台1億ドル突破を果たした「ブラック・ウィドウ」の2週めの売り上げの約2,625万ドルは、先週のオープニング成績の約8,037万ドルから約−67%のダウン…。


「アントマン 2」(2018年)が記録した約−62%よりも観客を失ってしまい、マーベル・シネマティック・ユニバースでは史上最悪のワースト記録ですが、ただし、シネマティック・ユニバース仕掛け人のプロデューサーのケヴィン・ファイギが製作総指揮をつとめ、アン・リー監督にメガホンを託した旧作の「ハルク」(2003年)の公開2週めの集客減は約−70%でしたから、そのエリック・バナ主演作よりはマシだったことになります…。しかし、これまでのマーベル作品とは違って…、

「ブラック・ウィドウ」は封切り同時配信だけに、リピーターは配信に流れるというのは、あらかじめ予測できていましたから、そんなにビックリすることでもないかと思いますし、第4位の「ワイルド・スピード 9」が公開2週めに8割近い観客を失う急ブレーキだったことを振り返ると、客足が大きく減ってしまうのはパンデミック禍だから仕方ない…という言い方もできそうです…。

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$8,800,000−(2,815館/$3,126)−$8,800,000

Movie Clip : 最初のトラップとして、感電死する前に地下鉄の車両からの脱出を目指す約3分間の本編シーン ! !


RT の評論家の支持率 42 % / Metacritic スコア 47 / 出口調査の CinemaScore B

2019年のお正月に全米公開された前作の封切り成績は約1,824万ドル(2,717館)でしたから、第2弾「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の同成績の約880万ドルは約1,000万ドルも少ない大きな売り上げ減になってしまったばかりか…


前作の製作費が約900万ドルだったのに対し、第2弾は約1,500万ドルを使っていますから、映画のスケールを増したぶんだけのダメージもあることになります。しかし、前作が極めて安価の製作費なのに世界総額の興行成績の売り上げは約1億5,531万ドルの大儲けだったことや、やはり、低予算映画の範囲に入る第2弾の世界総額の封切り成績は約1,330万ドルですから、最終的に赤字におちいることはないのでは…?!となれば当然、続きの第3弾へと進むことになりそうですね…!!

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© Sony Pictures. All Rights Reserved.


第4位 (2) 「F9」(2億ドル)

$7,620,000−(3,368館/$2,262)−$154,838,955

RT の評論家の支持率 59 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore B+

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$4,720,000−(3,449館/$1,369)−$44,641,675

RT の評論家の支持率 45 % / Metacritic スコア 39 / 出口調査の CinemaScore A

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